銀一は、フォトアクセサリーメーカー Frio (フリオ) のコールドシュー (電気接点を持たないアクセサリーシュー) アダプター「Frio Hold」と関連アイテムを2022年4月19日に発売した。
Frio Hold
Frioシリーズのメインアイテムが「Frio Hold」(フリオホールド)。丈夫で柔軟性のあるポリマー (合成樹脂) 製のコールドシューは、クリップオンストロボやオンカメラマイク、カメラ用外付け液晶モニターなどを装着すると、独自のデュアルロック機構でしっかりと固定される。そのまま傾けてもシューが外れることはない。装着した機器を取り外す際は樹脂製レバーを押し込んでロックを解除する。下部には1/4インチアダプター付きの3/8インチネジ穴があり、三脚や雲台などに固定するようになっている。重量は49.8g。希望小売価格は2,200円 (税込)。
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Frio Stand
「Frio Stand」(フリオスタンド) は、アンブレラーホルダー付きの5/8インチダボ受けと「Frio Hold」のセット。アンブレラホルダーと「Frio Hold」の接続部にはロックナットが採用されており、「Frio Hold」に設置したクリップオンストラボやLEDライト、液晶モニターの向きの調整、ホルダーに取り付けたアンブレラの向きの調節ができる。底部には5/8インチダボ受けがあり、オスダボが付いたライトスタンドやアームに装着する。高さは5.08cm (Frio Holdを含まず)。アンブレラホルダーの対応径はφ8.25mm。希望小売価格は6,600円 (税込)。
Frio Arch
「Frio Arch」(フリオアーチ) は、アンブレラーホルダー付きボールヘッド (自由雲台) と「Frio Hold」のセット。「Frio Hold」にクリップオンストロボなどの機材を取り付け、ラチェットノブ付きのボールヘッドで細かな角度設定を行える。また、「Frio Hold」の接続部にはロックナットを採用し、装着した機材の向きの調整も可能。アンブレラホルダーはφ8.25mmのものが対応する。底部には1/4インチネジ穴があり、三脚や雲台などに固定できる。ボールヘッドは耐荷重5kg。高さは7.94cm (Frio Holdを含まず)。六角レンチ (2サイズ) が同梱される。希望小売価格は8,250円 (税込)。
Frio Cling
「Frio Cling」(フリオクリング) は、サクションカップ (吸盤カメラマウント) と「Frio Arch」のセット。サクションカップはポンピングによって、直径10cmの真空パッドがガラスや金属など表面がなめらかな素材にしっかりと吸着し、最大13.6kgの荷重に耐えることができる。同梱される「Frio Arch」にクリップオンストロボやLEDライトなどを装着し、ライトスタンドを立てられない場所に照明機材をセットする場合などに使用する。サクションカップ部の重量は210g。希望小売価格は16,500円 (税込)。
Frio Grasp Mini
「Frio Grasp Mini」(フリオグラスプミニ) は、コンパクトな固定用クランプと「Frio Arch」のセット。クランプ上下の爪に加え、自分で位置調整ができるクランプ内側の滑り止めの計3点で固定する。簡単に締め込みを調節できる特徴的なノブを持ち、三脚などの円柱状のものから、机やテーブルの天板、イスの背もたれなど板状のものまで、さまざまな形状のものにしっかりと固定できる。「Frio Arch」のボールヘッドを使い、装着する機材の向きの調整が可能。クランプ部の取り付け可能な幅は0〜3.4cm。高さ54×幅80×奥行き18mm、重量72.5g (いずれもクランプ部のみ)。希望小売価格は13,200円 (税込)。
Frio Grasp Bigi
「Frio Grasp Bigi」(フリオグラスプビギ) は、「Frio Grasp Mini」よりも厚みのある部材に固定できる大きめの固定用クランプと「Frio Arch」のセット。クランプ上下の爪に加え、自分で位置調整ができるクランプ内側のスタビライザークローの計3点で固定する。簡単に締め込みを調節できる特徴的なハンドルを持ち、円柱状のものから板状のものまで、厚みのあるものにもしっかりと固定できる。「Frio Arch」のボールヘッドを使い、装着する機材の向きの調整が可能。クランプ部の取り付け可能な幅は1.8〜5.5cm。高さ74×幅112×奥行き65mm、重量167g (いずれもクランプ部のみ)。希望小売価格は14,740円 (税込)。