書籍『にっぽんカラス遊戯 スーパービジュアル版』が発売された。
本書は身近すぎるゆえにあらためて考えてみると実はよく知らない、そんなカラスの姿や日常生活を、カラス研究者の松原始の監修と寄稿、写真家の宮本桂による写真で紹介したカラスビジュアルガイド。
カラスの基礎知識を押さえつつ研究事情などにも触れながら、カラス好きの“琴線にふれまくる”ビジュアルを可能なかぎり紹介されている。
楽しく美しいビジュアルと、松原始の解説もとともに、カラスの日常や一生について、遊びながら知識を深めることができる。
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また、双六形式でカラスの一生を疑似体験できる「にっぽんカラス双六(すごろく)」。
現代の動物心理学研究から紐解く「カラスは何を考えているか」。
話題の動物心理マンガ「とある動物心理学大学院生(博士課程)の頭の中」の背景に迫るインタビュー記事など、読み応え十分な企画が満載。
カラスの生態について存分に伝えつつ、バラエティーあふれるカラス愛に満ちた、カラス、野鳥ファンならずともおもわず目尻が下がる一冊だ。
監修・著:松原 始(まつばら はじめ) プロフィール
動物行動学者。東京大学総合研究博物館特任准教授。1969年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。研究テーマはカラスの行動と進化。『カラスの教科書』(講談社文庫)をはじめ著書も多く、近著に『旅するカラス屋』(角川春樹事務所)、『眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話』(日本文芸社)、『カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?』(山と渓谷社)などがある。
写真:宮本 桂(みやもと かつら) プロフィール
野鳥写真家。主に近畿地方で身近な鳥の形や動きをテーマに撮影活動を行う。
写真担当書籍に『にっぽんスズメ散歩』『にっぽんのカラス』『にっぽんツバメ便り』『にっぽんツバメ紀行』(カンゼン)、『絵を描くための鳥の写真集』(マール社)などがある。Amazon Kindle ストアにてツバメの写真集『BARN SWALLOWS』を販売中。
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書籍情報
書名:にっぽんカラス遊戯 スーパービジュアル版
著者:松原始(監修・著)/宮本桂(写真)/ポンプラボ(編集)
定価:1,650円(税込)
判型:A5判
ページ数:112P
出版社:カンゼン