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治らないがんを宣告された写真家・幡野広志が、妻と子へあてた「本当に大切なこと」48通の手紙が書籍化

写真家・幡野広志が書籍『ラブレター』を2022年7月28日に発売する。

本作は情報サイト「ninaru ポッケ」にて連載中の『僕は癌になった。妻と子へのラブレター。』の書籍化版。2018年2月から2022年2月までの48回を、写真とともに一冊に収録した。

■写真家が妻へ贈った48の手紙が静かに伝える「本当に大切なこと」

治らないがんを宣告された写真家が、日々の暮らしの中で思い、考え、伝えるのは「家族のありかたは自分たちで決めよう」ということ。 育児、仕事、お金、遊び、友人、病気、旅行、家族、食事。私たちの毎日は様々な選択の連続だという。

「その選択一つ一つを、自分できちんと考え、自分で決めよう。限られた時間、残された時間の使い方を、習慣や世間体などに惑わされず、自分の意志で選び取ろう。それが自由で豊かな人生につながるのだ。」著者はそう繰り返している。

ぼくがいなくなってもきみも優くんも自立できる、
だからぼくは心配はしていない。

ぼくはきみのことも優くんのことも信じてる。(本文より)

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幡野広志(はたの・ひろし) プロフィール

1983年 東京生まれ。写真家。元狩猟家、血液がん患者。2004年日本写真芸術専門学校中退。2010年広告写真家高崎勉氏に師事。2011年独立、結婚。2012年狩猟免許取得。2016年息子誕生。2017年多発性骨髄腫を発病。著書に『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』(ポプラ社)、『写真集』(ほぼ日)、『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP)、『なんで僕に聞くんだろう。』『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。』(ともに幻冬舎)がある。

書籍情報

書名:ラブレター
著者:幡野広志
仕様:A5変判、240ページ
価格:2,420円(税込)
発売日:2022年7月28日