ロモジャパンは、35mmフィルムカメラ「La Sardina Camera & Flash Acapulco Caleta」を2022年8月10日に発売した。希望小売価格は13,600円 (税込)。
「La Sardina Camera」は、35mmフィルムを使用するコンパクトカメラ。スクエアなボディ形状がオイルサーディン缶をイメージしたものであることから「Sardina (サーディン)」の名が付けられた。このデザインの源流は1930年代にイワシ缶をモチーフに作られた「Kandor Candid camera」と呼ばれるカメラにある。この“イワシ缶カメラ”を現代に甦らせたのが、ロモグラフィーの「La Sardina Camera」だ。
22mm F8の超広角レンズを搭載。フォーカスの切り替えはゾーンフォーカス方式で、近距離 (0.6〜1m) と遠景 (1m〜無限遠) から撮影距離を選ぶ。
絞りはF8、シャッター速度は1/100秒の固定。シャッターボタンの中央にケーブルレリーズを取り付けられ、バルブ撮影が可能となる。また、多重露光にも対応する。
本機の大きな特徴が存在感抜群のFritz the Blitzフラッシュ。電源にはCR123電池を1本使用する。背面のスイッチで光量を3段階に切り替えが可能。フラッシュを使用しないときは取り外すことができる着脱式となっている。
本体、フラッシュの外装を彩るストライプのファブリックデザインは、メキシコのビーチリゾート・Acapulco (アカプルコ) をイメージしたもの。それぞれ布のカット位置が異なるため、カメラごとにストライプのパターンが異なる。
<作例>
Lomography La Sardina Camera & Flash Acapulco Caleta 主な仕様
使用フィルム 35mmフィルム
レンズ焦点距離 22mm
絞り F8 (固定)
シャッタースピード 1/100秒、バルブ
ISO感度 感度調整なし
フォーカス 0.6〜1m、1m〜無限遠の2段階
フラッシュ Fritz the Blitzフラッシュ (着脱式)
電源 CR123A ×1 (フラッシュ用)