シグマは、富士フイルムXマウント対応の標準ズームレンズ「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」を2022年12月2日に発売する。希望小売価格は73,150円 (税込)。
「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」は、APS-Cミラーレスカメラ用の大口径標準ズームレンズ。2021年10月29日に、Lマウント用とソニーEマウント用が発売されたが、今回、新たに富士フイルムXマウント用が追加された。
35mm判換算で27〜75mm相当の焦点域をカバーし、ボケ表現も楽しめる開放F2.8の明るいレンズ。基本仕様は、Lマウント用とソニーEマウント用に準じており、Xマウント用ではAF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを採用し、高速AFを実現。ボディ内収差補正にも対応させた。
最短撮影距離は広角端で12.1cm、望遠端で30cm。広角端の最大撮影倍率は1:2.8 (0.36倍) と高い近接撮影能力を持つ。大口径標準ズームでありながら、全長は76.8mm、質量は285gと軽量で、小型のXマウント機と組み合わせ、日常的に持ち歩くのに最適。なお、マウント部にはゴムのシーリングが施され、水滴やホコリの侵入を防ぐ。
また、Lマウント用、あるいはソニーEマウント用の「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」からXマウント用への有償マウント交換サービスも、2022年12月2日より開始する。
<作例>
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary 富士フイルムXマウント 主な仕様
マウント 富士フイルムXマウント
焦点距離 18〜50mm (35mm判換算 27〜75mm相当)
開放絞り F2.8
最小絞り F22
画角 (対角) 76.5°〜31.7° (富士フイルムXシリーズ使用時)
レンズ構成 10群13枚 (SLD1枚、非球面レンズ3枚)
絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)
最短撮影距離 12.1cm (W) / 30cm (T)
最大撮影倍率 1:2.8 (W) / 1:5 (T)
フィルター径 φ55mm
最大径×長さ φ61.6×76.8mm
質量 285g
付属品 花形フード LH582-02、フロントキャップ LCF-55 III、リアキャップ LCR II