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Nextorageが世界最速のCFexpress Type Bメモリーカードを発表

Nextorage (ネクストレージ) は、CFexpress Type B メモリーカード「B1 Proシリーズ」と「B1 SEシリーズ」の発表会を2022年11月16日に行なった。現時点では世界最速となる。いずれも発売は2022年12月下旬からで、Amazonで販売する。

Nextorage B1 Proシリーズ、B1 SEシリーズ

 

「B1 Pro シリーズ」は読み出し最大1,950MB/s、書き込み最大1,900MB/s、さらに動画撮影で重要になる最低継続書き込み速度1,800MB/sを達成した世界最速のCFexpress Type Bメモリーカード。独自開発した低消費電力技術「Dynamic Auto Power Save (ダイナミック・オート・パワーセーブ)」を搭載し、最大68%の消費電力削減を実現する。容量は4種類で、1330GBが200,000円 (税込)。

Nextorage B1 Proシリーズ、B1 SEシリーズ

 

660GBは100,000円、330GBは60,000円、165GBは27,000円 (いずれも税込)。シリーズ全体で8K動画の安定記録や、RAW画質での高速連写に最適化しており、全容量でVPG400 (動画撮影における最低書き込み保証速度 400MB/s) に準拠する。

Nextorage B1 Proシリーズ、B1 SEシリーズ

 

「B1 SEシリーズ」は、主に高画質の静止画撮影向けに開発され、容量は128GBと256GBの2種類をラインナップする。読み出し最大1,950MB/s (128GBは最大1,100MB/s)、書き込み最大1,100MB/s (128GBは最大550MB/s)、最低200MB/s (128GBは最低100MB/s) の継続書き込み速度を達成。撮影から記録後の編集、共有に至るまで一連の作業時間の短縮を可能にする。価格は128GBが10,000円、256GBが20,000円 (いずれも税込) と、「B1 Pro シリーズ」に比べるとリーズナブルだ。

Nextorage B1 Proシリーズ、B1 SEシリーズ

 

会場には開発中の「PCIe 5.0×4 NVMe SSD」も参考展示されていた。容量1,000GBと2,000GBの2種類で、2,000GBの製品は読み出し最大10,000MB/s、書き込み最大9,500MB/sを誇る。課題だった放熱処理もヒートシンクの改善により克服できそうということで、2023年の年明け発売を目指している。

Nextorage B1 Proシリーズ、B1 SEシリーズ

 

また、Nextorageはメディア以外にもポータブルプロジェクターも展開しているということで、会場に展示されていた。「NX1」は最大120インチの映像を壁や天井に映し出すことができる。ベッドルーム専用プロジェクターと銘打っているだけに、小型軽量なだけでなく、静音設計で操作もシンプルだ。

Nextorage B1 Proシリーズ、B1 SEシリーズ