ケンコー・トキナーは、スタンダードなクロスフィルターをリニューアル。「PRO1D R-クロススクリーン (W) N」「PRO1D R-スノークロス (W)」「PRO1D R-サニークロス (W)」の3モデルを、2022年11月18日に発売した。
各製品にはフィルター径49〜82mmの9サイズがあり、各サイズの希望小売価格は、49mmが3,850円、52mmが4,180円、55mmが4,620円、58mmが5,500円、62mmが6,050円、67mmが7,150円、72mmが7,700円、77mmが9,350円、82mmが9,900円 (すべて税込)。
本製品はフィルターガラス表面に細い溝が刻んであり、点光源があると光条が発生する。「PRO1D R-クロススクリーン (W) N」は十字型の4本線、「PRO1D R-スノークロス (W)」は6本線、「PRO1D R-サニークロス (W)」は8本線のクロス効果が得られる。
新製品の大きな特徴は、デジタルマルチコートを用いて面反射を0.5％以下に抑えていること。ガラス外周に墨塗り加工を施し、内面反射を抑えたこと。広角レンズでもケラレにくい薄枠設計となっていることが挙げられる。
前枠 (回転枠) を回すとクロス角度を変えることができ、ファインダーや液晶モニターで光条の出方を見ながら調整する。また、外枠には着脱しやすくなるローレット加工が施されている。
Kenko PRO1D R-クロススクリーン (W) N
十字型の4本線の光条が得られるクロスフィルター。
＜作例＞
Kenko PRO1D R-スノークロス (W)
6本線の光条が得られるクロスフィルター。
＜作例＞
Kenko PRO1D R-サニークロス (W)
8本線の光条が得られるクロスフィルター。
＜作例＞