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昭和から令和まで、琵琶湖の変遷を記録した写真集『琵琶湖の原風景と湖畔の人々』

マツシマススムさんの写真集『琵琶湖の原風景と湖畔の人々』が発売された。

マツシマススム写真集『琵琶湖の原風景と湖畔の人々』

 

琵琶湖は1973年から約20年にわたり再開発が行なわれた。マツシマさんは1964年からこの自然に引かれ撮影を続けた。本書はその集大成となる。

四季を通じた原風景を紹介するほか、人々の暮らしや祭りなど、さまざまな角度からこの地の魅力を伝える。これらの写真で太陽賞を得たほか、広告などにも採用。一人の写真家がどう活動し、社会からの評価を創作に生かしてきたかの記録でもある。

マツシマススム写真集『琵琶湖の原風景と湖畔の人々』

体裁 240×260mm・144ページ
価格 4,950円(税込)
発売日 2022年9月30日
発行 日本写真企画

 

マツシマススム (Susumu Matsushima)

1946年、長崎県諫早市生まれ。1965年、日本写真専門学校 (現 日本写真映像専門学校) 卒業後、三和カラーに入社。1978年「琵琶湖私景 冬から冬」で第15回太陽賞 (平凡社) を受賞し、それを機にフリーカメラマンに転身。琵琶湖を撮り続け、作品は滋賀県観光ポスターにも採用されている。
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〈文〉市井康延