毎日新聞写真部OB会による書籍『目撃者たちの記憶 1964~2021』が発売された。
1964年から2021年までの記録だが、単に重大ニュースを再録したものではない。当時、取材した毎日新聞の写真記者たちがあらためて事件を振り返り、現場の様子も含めて状況を書き記した。
1964年に新人だった江成常夫さんは東京五輪開催中の写真部の様子も綴り、中村真一郎さんは1998年、銀塩からデジタルの移行期に迎えた長野五輪取材の裏側を語る。当時の写真とともに写真記者が見た日々が興味深く蘇る。
目撃者たちの記憶 1964~2021
編集 毎日新聞写真部OB会
体裁 B5判・276ページ
価格 2,420円(税込)
発売日 2022年11月4日
発行 大空出版
〈文〉市井康延