ワイドトレードは、Leofoto (レオフォト) のハンドル付き自由雲台「MHシリーズ」4モデルを2023年1月19日に発売した。
ハンドル付き自由雲台「MHシリーズ」は、2022年3月31日に「MH60」「MH50」「MH40」「MH35」を発売しており、今回の新製品はこれら4製品の雲台上部にあるクランプ部にパンニング機能を追加した改良型となる。
「MHシリーズ」は、通常の自由雲台 (ボールヘッド) の上下を逆にした構造をしており、ボール部分が台座側にあり、ボールを締め付ける部分が上に来ている。これにより、重心位置は高くなるが、可動範囲が大きくなり、動体を追う操作がスムーズに。飛行機や野鳥など、動き回る被写体を追いやすくなっている。
バイクのハンドルから着想を得た大型ハンドルを捻ることで、ボールヘッドを緩めたり、固定したりする。滑り止めのラバーが巻かれたハンドルは引き出して、長くすることも可能。さらに、雲台操作時のフリクションも調整できる。
Leofoto MH-60R
MHシリーズ最大モデル「HR-60」の上部にパンニング機能を追加したもの。ボール径は60mmと大きく、重量級のカメラ、レンズに対応する。カメラ取り付け部にはアルカスイス互換のクランプが組み込まれている。希望小売価格は66,000円 (税込)。
Leofoto MH-50R
「MH-60R」に次いでボール径が大きい。MHシリーズの「HR-50」の上部にパンニング機能を追加したもの。ボール径は50mmと大きく、重量級のカメラ、レンズに対応する。カメラ取り付け部にはアルカスイス互換のクランプが組み込まれている。希望小売価格は54,120円 (税込)。
Leofoto MH-40R
一般的な自由雲台に近いサイズのボール径 (40mm) を持つスタンダードモデル。「HR-40」の上部にパンニング機能を追加したもの。カメラ台は「MH-60R」「MH-50R」より小ぶりなものとなっている。カメラ取り付け部にはアルカスイス互換のクランプを採用。希望小売価格は39,600円 (税込)。
Leofoto MH-35R
MHシリーズ最小の「HR-35」の上部にパンニング機能を追加したもの。ボール径は35mmと小さい。カメラ取り付け部にはアルカスイス互換のクランプが組み込まれている。希望小売価格は35,640円 (税込)。