ヤシカジャパンは、35mmフィルムコンパクトカメラ「ヤシカ フィルムカメラ MF-1」を2023年3月に発売する。
YASHICA (ヤシカ) は、1949年創業の八洲 (やしま) 精機株式会社を発祥とするカメラブランド。1983年以降、京セラの傘下に入り、主に海外向けのカメラブランドとして存続していた。2007年には、京セラの光学事業撤退時にブランドの商標権が海外企業に移った。これまでにも、さまざまな形で「ヤシカ」ブランドのカメラが販売されてきたが、今回、2022年11月に設立された株式会社ヤシカジャパンより、この「MF-1」が販売されることになった。
カメラは、35mmフィルムを使用するコンパクトカメラ。絞り、シャッタースピード、ピントは固定で、フラッシュを内蔵する。
ボディ外装に施されたデザインは10種類。デザイナーの山本真之氏によって、トレンド、クラシック、アートに関するテーマからデザインされた。
YM001 (ヤシカボーヤ) |
YM002 (トイカメラ) |
YM003 (ネガコモン) |
YM004 (フジヤマ) |
YM005 (オリガミ) |
YM006 (キモノ) |
YM007 (ワシ) |
YM008 (ストラクチャー) |
YM009 (ハイカラ) |
YM010 (ガーデン) |
CAMPFIREで先行販売
本製品はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」において、先行予約販売を行っている。希望小売価格8,500円のところ、台数限定で20%OFFの6,800円、または10%OFFの7,650円 (いずれも税込) で販売される。プロジェクト期間は、2023年2月下旬まで。
1月末日まで実機展示
なお、2023年1月31日まで、渋谷パルコ1階にある「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」で、「ヤシカ フィルムカメラ MF-1」の実機を展示している。会場では10種類のデザインを確認することができる。
ヤシカ フィルムカメラ MF-1 主な仕様
対応フィルム 35mm (ISO400を推奨)
シャッタースピード 1/120秒
絞り F11
フォーカス範囲 1m〜無限遠
電源 単3形乾電池1本 (フラッシュ用)
バッテリー寿命 フラッシュ発光約120回
サイズ 11×3.2×6cm
重量 95g