DxO Labs (ディーエックスオー ラボ) は、RAW画像編集ソフト「DxO PhotoLab 6」の新バージョン「DxO PhotoLab 6.3」を2023年2月8日に発売した。
価格は、RAW画像編集に特化したELITE版が23,900円、機能を絞ったESSENTIAL版が14,900円 (いずれも税込)。Windows版とmacOS版が用意されており、DxOのWebサイトでダウンロード購⼊できる。
「DxO PhotoLab 6.x」のユーザーは無料でアップグレードが可能となっている。「DxO PhotoLab 6.2」ではメニュー画面から「アップデートを確認」をクリックすると最新バージョン「DxO PhotoLab 6.3」のリリースノートが表示される。
【新機能1】 ソフト校正時にインクと紙のシミュレーションができる
バージョン6.3の「ソフトプルーフ」メニューでは、紙とインクのシミュレーションが選択できるようになった。商業印刷で役立つ、プロの使用に応える機能だ。
【新機能2】 DxOワイド色域でJPEGとTIFFの編集ができる
これまで「DxOワイド色域」で作業できるのはRAWファイルだけだったが、バージョン6.3ではJPEGとTIFFファイルにも対応。JPEGとTIFFでも「DxOワイド色域」で編集作業ができるようになった。
【新機能3】 光学モジュールのインストールがスムーズになった
これまでは、DxOの光学モジュール (DxO独⾃の専⽤ラボで作成された補正) のダウンロードを促す画⾯が表⽰されていた。バージョン6.3ではインストールするモジュールをすばやく選択したり、すべてのモジュールを選択解除することができるようになった。
今回のバージョンアップでは、光学モジュールに「PENTAX KF」と「SIGMA fp」が追加されている。
「DxO光学モジュール管理」の画面。「PENTAX KF」と「SIGMA fp」が確認できる。