タムロンは、小型軽量の大口径F2.8超広角ズームレンズ「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」(Model B060) 富士フイルムXマウント用の開発を2023年2月20日に発表した。
発売予定は2023年春頃で、価格は未定。「CP+2023」のタムロンブースでは、ショーケース内に展示される予定になっている。
ちなみに、2021年6月24日に発売されたソニーEマウント用 (APS-C対応) は、希望小売価格102,300円 (税込)。
■4本目となるXマウント用ズームレンズ
「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」は、「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD」「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」に続く、Xマウント4本目のズームレンズ。超広角ズームレンズが加わることで、11mmから500mmまでの画角をカバーすることになる。
■APS-Cミラーレスカメラに最適な小型軽量ボディ
「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」は、APS-Cミラーレスカメラに対応する大口径F2.8の超広角ズームレンズ。小型軽量と高い描写力の両立を実現しており、コンパクトなAPS-Cミラーレスカメラボディとのバランスもいい。普段使いのできる超広角ズームとなっている。
現時点で明らかにされているXマウントの性能は、以下の5点。
- 大口径F2.8の明るさと、抜群の携帯性を両立した超広角ズームレンズ。
- 優れた光学性能。
- 静粛性に優れ、動画撮影にも適したステッピングモーターユニットRXDを搭載。
- 広角側の最短撮影距離0.15mを実現。
- 快適な撮影をサポートする簡易防滴構造・防汚コート。
最短撮影距離0.15mをはじめ、ステッピングモーターユニットRXD、簡易防滴構造・防汚コートの採用など、Eマウントを踏襲したものとなっている。光学系や駆動系に大きな違いはなさそうだ。発売されるのを楽しみに待ちたい。