写真作家のGOTO AKIさんと、写真編集者の池谷修一さんが共同で指導する実践的なワークショップの第3期が、2023年5月に開講する。
ワークショップは3つに分かれている。
「写真の研究と実践I・II」は、それぞれ「作品集を作る」「展示空間を作る」ことを目標としたコース。また、新設の「ゼミナール」は、写真集や個展の開催など、個々人の目標達成に向けて、作品をブラッシュアップして実力を高めていくことを目的としたフォトレビューを軸にした講座。
いずれのコースも全10回。「写真の研究と実践」は1回3時間半、「ゼミナール」は4時間と、本格的な作品発表を目指す人にとって、濃密で有効な時間となるはずだ。
ワークショップ概要
① 写真の研究と実践I ─ 作品集を作る
時間 11:00~14:30 (10分程度の休憩を含む)
募集人数 10名
受講料 132,000円 (税込)
※冊子制作費 (プリンティングディレクターによる印刷データ作成費、オンデマンド印刷、製本代を含む / 別途実費)
日程
第1回 2023年5月13日 (土)
第2回 2023年6月17日 (土)
第3回 2023年7月15日 (土)
第4回 2023年8月19日 (土)
第5回 2023年9月16日 (土)
第6回 2023年10月14日 (土)
第7回 2023年11月18日 (土)
第8回 2023年12月16日 (土)
第9回 2023年1月20日 (土)
第10回 2023年2月17日 (土)
② 写真の研究と実践II ─ 展示空間を作る
時間 15:30~19:00 (10分程度の休憩を含む)
募集人数 10名
受講料 132,000円 (税込)
修了展示参加費 16,500円 (税込)
※ギャラリー利用費を含む (DM制作代は別途実費)
日程
第1回 2023年5月13日 (土)
第2回 2023年6月17日 (土)
第3回 2023年7月15日 (土)
第4回 2023年8月19日 (土)
第5回 2023年9月16日 (土)
第6回 2023年10月14日 (土)
第7回 2023年11月18日 (土)
第8回 2023年12月16日 (土)
第9回 2023年1月20日 (土)
第10回 2023年2月17日 (土)
③ ゼミナール (日曜の部)
時間 12:00~16:00 (10分程度の休憩を含む)
受講料 132,000円 (税込)
※「ゼミナール展」参加の場合は別途ギャラリー利用費が必要
日程
第1回 2023年5月14日 (日)
第2回 2023年6月18日 (日)
第3回 2023年7月16日 (日)
第4回 2023年8月20日 (日)
第5回 2023年9月17日 (日)
第6回 2023年10月15日 (日)
第7回 2023年11月19日 (日)
第8回 2023年12月17日 (日)
第9回 2023年1月21日 (日)
第10回 2023年2月18日 (日)
④ ゼミナール (月曜夜の部)
時間 19:00~21:00
受講料 132,000円 (税込)
※「ゼミナール展」参加の場合は別途ギャラリー利用費が必要
日程
第1回 2023年5月22日(月)
第2回 2023年6月19日(月)
第3回 2023年7月17日(月・祝)
第4回 2023年8月21日(月)
第5回 2023年9月18 日(月・祝)
第6回 2023年10月16日(月)
第7回 2023年11月13日(月)
第8回 2023年12月18日(月)
第9回 2023年1月22日(月)
第10回 2023年2月19日(月)
会場
AL 2F Kitchen Studio (東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
https://al-tokyo.jp
参加条件
自身で撮影した写真による作品発表を目標にしていること。カメラの基本的な使い方がわかり、カメラを所有していること。
申し込み
件名に①〜④のワークショップ名を必ず記載し、氏名、連絡のつきやすい連絡先 (携帯番号など) を明記のうえ、yoyaku@al-tokyo.jp までEメールにて。
詳細情報と問い合わせ
AL (アル TEL 03-5722-9799) もしくは氏名、連絡のつきやすい連絡先を明記のうえ、gotoiketaniws@gmail.com までEメールにて。
主催
GOTO AKI、池谷修一
GOTO AKI
1972年、川崎市生まれ。東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科・上智大学経済学部経営学科卒業。1993~94年の世界一周の旅から今日まで56か国を巡る。株式会社丸紅にて天然ガスパイプライン輸送ビジネスに携わった後、東京綜合写真専門学校へ入学。鈴木清氏、小林のりお氏に学ぶ。現在、日本の風景をモチーフに地生命の胎動を捉える創作を続け、新たな風景写真を生み出している。写真展・写真集『terra』(キヤノンギャラリーS / 赤々舎) にて、2020年日本写真協会賞新人賞受賞。主な写真展に「event horizon -事象の地平線-」「写真家はどこから来てどこへ向かうのか−世界を歩き、地球を変換する写真」「LAND ESCAPES」など。武蔵野美術大学造形構想学部映像学科、日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。
→ WEBサイト
池谷修一 (Shuichi Iketani)
横浜市生まれ。武蔵大学人文学部卒業。Bゼミスクール参加。展覧会制作の仕事を経て編集者に。2011年~2020年、アサヒカメラ編集部に在籍。写真集の編集や展覧会のキュレーションを行っている。木村伊兵衛写真賞事務局担当。写真家たちのスライドショー・プログラム、LONG SEASON @long_season_slideshowを主宰。主な編集作品に『WOMEN』(ソール・ライター)、『terra』(GOTO AKI)、『少女礼讃』(青山裕企)、『On The Corner』(ハービー・山口、中藤毅彦、大西みつぐ)、『深い沈黙』(小林紀晴)、『90Nights』(藤代冥砂)、『新編・代官山17番地』(ハービー・山口)、『ブルーにこんがらがって』(田代竜一)、『SHORES』(木邑旭宗) など。近年手掛けた展示に「写真家はどこから来てどこへ向かうのか−世界を歩き、地球を変換する写真」(西野壮平× GOTO AKI)、「ウロボロスのゆくえ」(土田ヒロミ)、「すべて光」(熊谷直子×川上なな実)、「CUT OFF」(田口るり子)、「KIPUKA: Island in My Mind」(岩根愛)、「七菜乃と湖」(笠井爾示)、「遠い光 -Lost Asia-」(小林紀晴)、「裸足の蛇」(佐藤岳彦)、「マリアンナ」(蓮井元彦)など。2022年のT3 PHOTO FESに「LONG SEASON」でキュレーション参加。
→ Instagram
〈文〉高橋佐智子