女優の華村あすかさんが写真集『真価論』を発売した。撮影を担当したのは写真家の沢渡朔さん。
本書の撮影は2022年7月に千葉の海岸と山梨の山岳部で行われた。
「大変だったことはほとんどなくて、お天気にも恵まれました。自然が大好きなので、自然豊かな場所で撮影できたのは幸せでした。ですので撮影のとき、登らなくてもいいような場所にも勝手に登ってしまって（苦笑）。『なんでそんな所にいるの!?』と気になるようなカットは、私のせいです（笑）。道が険しくて、体を張って頑張って。『ここはヤマビルがいっぱいいて、上から降ってくるから気をつけてね』と言われて、行く前は少し怖かったんです。でも、着いてみたらジブリ作品みたいな景色だし、大きな樹にパワーをもらった気持ちになれたり、浄化されていました」と、華村さんは笑顔で話す。
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また、本作で2作目となった写真集出版の話が来た際は、「昨年も写真集を出版させていただいたのですが、写真集ってそんなたびたび出すもんじゃないなと思っていたので、こんなに早く声をかけていただけるとは」と、驚いたそうだ。
「ちょうど髪を切った時期だったんです。その頃すごく元気がなくて、声をかけていただいたことで本当に救われました。すごく元気をもらえたんです」と、本書の撮影が前向きな気持ちになるきっかけとなったことを明かした。
今年83歳を迎えた沢渡さんが、今なお圧倒的な創作意欲と感受性で捉えた女優・華村あすかの「真価」が凝縮されている。
華村あすか プロフィール
1999年3月18日生まれ。山形県出身。2017年に芸能界デビュー。グラビア活動を出発点に2018年にはTVドラマで女優活動をスタート。2022年には注目ドラマに出演するなど活動の幅を広げている。
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沢渡朔 プロフィール
1940年、東京都出身。日本大学芸術学部卒業。日本デザインセンター勤務後、フリーの写真家となる。ファッションフォトグラファーとして活躍する傍ら、『カメラ毎日』をはじめとする数々の雑誌で作品を発表。
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華村あすか写真集『真価論』
撮影 : 沢渡朔
体裁 : A4変型判 / 112ページ
価格 : 3,630円（税込）
発売日 : 2023年３月18日
発行 : 講談社