ケンコー・トキナーは、SLIK (スリック) ブランドからアウトドアで役立つアイテムが付属する自立脚付き一脚「スタンドポッド GX camper」と三脚「レプトス A294 camper」を2023年3月24日に発売した。希望小売価格は、「スタンドポッド GX camper」が13,200円、「レプトス A294 camper」が27,500円 (いずれも税込)。
SLIK スタンドポッド GX camper
自立脚付き一脚「スタンドポッド GX」にスマートフォンホルダー内蔵のクイックシューを持つ3ウェイ雲台を搭載したのが本製品。アルミ製の一脚部は4段のレバーロック式。脚部は2段のレバーロック式となっている。カラーはアウトドアに最適なグリーン。全高は1,875mmまで伸び、カメラでの写真撮影に加え、スマートフォンを取り付けての撮影も楽しめる。
最大の特長は付属のケース。ファスナーをすべて開くと、内側の生地が白いスクリーン仕様となっている。上部の両端にストラップが付いており、これを利用してスクリーンを吊り下げる。
「スタンドポッド GX」は、雲台と脚部を組み合わせるとミニ三脚になり、モバイルプロジェクターの台として活用可能。さらに一脚転用アダプターが付属しており、一脚部と雲台をつなぐことで、通常の一脚にもなる。
SLIK レプトス A294 camper
スリムなアルミ製三脚の「レプトス A294 BH」がベースとなり、センターポールを省略して、さらなる軽量化を図った。カラーはアウトドアにマッチするグリーンに。脚パイプは収納時に外径が約66mmとなる扇型断面を持つレバーロック式の4段。雲台はアルカスイス互換のクイックシューを採用した自由雲台となっている。
本製品には、雲台に取り付けられるアウトドアテーブルが付属しており、撮影を終えたキャンプサイトなどで活用できる。長方形のテーブルの各辺にスリットが設けられ、キャンプ用のコッヘルなどの食器を引っかけたり、スタッフバッグを吊したり、さまざまな活用方法が考えられる。
重量が約1kgと軽量な「レプトス A294 camper」は、全高が1,300mmとあまり高くならない三脚だが、センターポールレスであることから、脚を大きく開くと最低地上高は170mmと低くなる。足元の植物や昆虫の撮影などに最適な仕様となっている。なお、雲台には水準器と方位磁針を搭載する。