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富士フイルムGFX/Xシリーズとスマホやタブレットを繋ぐ新アプリ「FUJIFILM XApp」

富士フイルムは、デジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」用の無料アプリ「FUJIFILM XApp」を2023年5月25日に公開した。iOS/iPadOS用はAppleのApp Store、Android用はGoogle Playからダウンロードして使用する。

FUJIFILM XApp

 

「FUJIFILM XApp」は、GFXシリーズやXシリーズとスマートフォン、タブレット端末をワイヤレスで接続し、カメラのリモート操作、カメラ内画像の受信・閲覧などを行うアプリ。従来のアプリ「FUJIFILM Camera Remote」より通信の安定性や高速化が図られている。使用時には、アプリがインストールされたモバイル端末とカメラをBluetoothでペアリングして使用する。

■カメラのリモート操作

アプリの「リモートコントロール」機能では、モバイル端末の画面でカメラのライブビュー映像を見ながら、シャッターを切ることが可能。記念撮影時や三脚使用時のレリーズ代わりに使用できる。「ライブビュー撮影」機能では、モバイル端末にライブビュー映像を表示させながら撮影する。この際、絞りやISO感度、シャッタースピードなどの一部設定の変更もモバイル端末から行える。

さらに、「設定保存読込機能」により、撮影メニューやセットアップメニューなどのカメラ設定をアプリに保存することもできる。

FUJIFILM XApp
「ライブビュー撮影」の使用イメージ

■画像の転送と閲覧

アプリの「画像転送」機能では、カメラのメモリーカードにアクセスし、任意の画像を選択して、モバイル端末にワイヤレレスで転送を行う。転送時には画像サイズの選択も可能で、そのままSNSなどへ投稿する際に便利。さらに、画像転送予約を行うと、カメラの電源スイッチを切った状態でも、モバイル端末への画像転送が行われる。

FUJIFILM XApp
「画像転送」の使用イメージ

■撮影活動の記録

新機能の「タイムライン」と「アクティビティ」機能は、転送された画像を利用して、自分の撮影活動の記録を行うもの。「タイムライン」は、撮影活動を日記形式で確認できるもので、撮影画像への位置情報の保存を許可すると、同期した位置情報を撮影画像に記録でき、ライムライン上の地図に撮影位置情報が反映される。日記は編集することもできる。

FUJIFILM XApp
その日の撮影活動を日記形式で閲覧できる「タイムライン」

 

「アクティビティ」は、日々の撮影活動の集計情報が確認できるもの。総撮影枚数、総録画時間、転送画像枚数、使用したレンズとそのレンズで撮影した枚数、使用したフィルムシミュレーションとその撮影枚数など、様々な数値を確認できる。

FUJIFILM XApp
撮影活動を数値で確認できる「アクティビティ」

FUJIFILM XApp 主な仕様

対応OS
iOS/iPadOS 13〜16、Android OS 11〜13

対応カメラ
GFX100S、GFX50S II、X-H2S、X-H2、X-Pro3、X-T5、X-T4、X-T3、X-T30 II、X-T30、X-S20、X-S10、X-E4、X100V

※2023年5月25日時点