ニュース

多彩なセッティングが可能、長く伸ばせる“スパイダー”ミニ三脚「Leofoto MT-04」

レオフォトジャパンは、機能性の高いミニ三脚「MT-04」を2023年7月31日に発売した。希望小売価格は19,800円。自由雲台とのセットモデルもあり、LH-25R雲台のセットは29,040円、LH-30雲台のセットは35,640円 (いずれも税込)。

MT-04

 

「MT-04」は、脚部が繰り出し構造の一般的な三脚と異なり、折りたたみ式の脚を持つミニ三脚。前モデル「MT-03」の脚部は2段構造だったが、3段構造に進化し、脚がさらに長くなった。脚を引き出すことで、高さや開脚角度を自由に調節可能。この特殊な脚の構造により、デコボコの不整地でも、カメラを安定してセッティングできる。

MT-04
脚の段数が前モデル「MT-03」の2段から3段に進化した「MT-04」

 

また、内側に折りたたむ構造の脚はフックとして任意の場所に引っかけることができる。金網や柵など、通常の三脚では対応できない場所でも、「MT-04」の脚を上手に使えば、カメラを任意の場所に固定することが可能になる。

MT-04
折りたたみ構造の脚はフックとなり、金網や柵に固定できる

 

3段構造となり、長く伸ばすことができるようになった脚部には、1/4インチのネジ穴が42か所に設けられ、任意の場所にマジックアームなどを取り付けられる。従来モデルの「MT-03」の15か所から大幅に数と位置が拡大し、取り付けた周辺機器同士が干渉する心配がなくなった。

MT-04
周辺機器の取り付けが可能な1/4インチのネジ穴は42か所

 

「MT-04」本体のみの収納高は170mmとコンパクトで、重量はわずか315g。開脚角度は3段階。脚を3段すべて伸ばし、開脚角度のもっとも狭い状態で、290mmの高さが得られる。

MT-04
内側に折りたたまれた脚を引き出して伸ばす構造
MT-04
脚の開脚角度は3段階

Leofoto MT-04 ミニ三脚

ミニ三脚「MT-04」単体。任意の雲台と組み合わせて使用する。

MT-04

[重量] 315g [耐荷重] 5kg [伸長] 150mm (1段目)、228mm (2段目)、295mm (3段目) [最低高] 36mm [収納高] 170mm [段数] 3段 [最大脚径] 22mm [雲台ベース径] 38mm

Leofoto MT-04+LH-25R ミニ三脚雲台セット

ミニ三脚「MT-04」に、重量250gの小型自由雲台「LH-25R」を組み合わせたセット。「LH-25R」は小さいながらも、雲台基部とカメラ台の2か所にパン機能を持ち、アルカスイス互換のクランプを持つ。

MT-04

[重量] 560g [耐荷重] 5kg [伸長] 220mm (1段目)、300mm (2段目)、365mm (3段目) [最低高] 112mm [収納高] 247mm [段数] 3段 [最大脚径] 22mm [雲台ベース径] 38mm

Leofoto MT-04+LH-30 ミニ三脚雲台セット

ミニ三脚「MT-04」に、30mmボールを使用し、中型三脚にも使用される自由雲台「LH-30」を組み合わせたセット。雲台基部にパン機能を持ち、アルカスイス互換のクランプを持つ。

MT-04

[重量] 630g [耐荷重] 5kg [伸長] 225mm (1段目)、305mm (2段目)、370mm (3段目) [最低高] 117mm [収納高] 252mm [段数] 3段 [最大脚径] 22mm [雲台ベース径] 38mm