ロジテックINAソリューションズは、スティック型の外付けSSD「LMD-SPDLU3シリーズ (USB-Aモデル)」「LMD-SPDHUCシリーズ (USB-Cモデル)」「LMD-SPDHUCSシリーズ (USB-Cモデル Mac用アプリ付き)」を2023年8月上旬に発売した。いずれの製品も、250GB、500GB、1TBの3つの容量を選択可能。
本製品は、SSD業界最薄クラスとなる高さ7mm (USB-Cモデル) のスリムな筐体を採用し、平置きしたiPadやタブレット端末、薄型のノートPCへの直差しが可能。同時に幅は18mm (USB-Cモデル) に抑えられ、隣接するUSBポートに干渉しない点が大きな特長。
筐体には放熱性に優れるメタルケースを採用し、内蔵SSDは放熱用シートで挟んだ。この構造により、熱を分散し、動作中にSSDで発生する熱を効果的に放出する。なお、動作中や動作直後は筐体が熱く感じられることがある。
SSD本体にはストラップホールが設けられ、紛失防止のケーブル類を通すことができる。また、コネクタ部のキャップは脱着式で、マグネットで筐体後部に取り付けられる。
SSDの運用に便利なロジテックのアプリ (Windows用のみ) が使用できる。SSDを破棄する際に使用するデータ消去ツール「Logitec ディスクデータイレイサ」、データのバックアップツール「Logitec フォルダミラーリングツール」、専用フォーマッタ「ロジテックディスクフォーマッタ」をロジテックのWebサイトからダウンロードして使用する。
Logitec LMD-SPDLU3シリーズ (USB-Aモデル)
USB Type-A端子を持つスティック型SSD。USB 5Gbps (USB3.0) 規格に対応し、最大読込速度は430MB/s、最大書込速度は400MB/sで、一般的なUSBメモリーやHDDの2倍以上速くデータの閲覧やコピーができる。USB Type-A端子を持つ、Windowsパソコン、Mac、PS4、PS5で使用可能。価格はオープン。参考価格は250GBモデルが3,781円、500GBモデルが5,206円、1TBモデルが7,961円 (いずれも税込)。
[サイズ (幅×奥行き×高さ)] 19×67.1×8mm (本体のみ) [質量] 約28g (本体のみ) [インターフェース] USB Type-A 5Gbps (USB3.2 Gen1、USB3.0、USB2.0) [保証期間] 1年間
Logitec LMD-SPDHUCシリーズ (USB-Cモデル)
USB Type-C端子を持つスティック型SSD。USB 10Gbps (USB3.2 Gen2) の性能を最大限発揮することができ、最大読込速度は1,000MB/s、最大書込速度は700MB/sを実現。大量の画像ファイルや映像データなど大容量ファイルをストレスなく転送できる。USB Type-C端子を持つWindowsパソコン、Mac、iPad、Android端末、PS5で使用可能。価格はオープン。参考価格は250GBモデルが5,491円、500GBモデルが7,391円、1TBモデルが9,481円 (いずれも税込)。
[サイズ (幅×奥行き×高さ)] 18×63.7×7mm (本体のみ) [質量] 約22g (本体のみ) [インターフェース] USB Type-C 10Gbps (USB3.2 Gen2/Gen1、USB3.0、USB2.0) [保証期間] 1年間
Logitec LMD-SPDHUCSシリーズ (USB-Cモデル Mac用アプリ付き)
USB Type-C端子を持つスティック型SSD。本体はLMD-SPDHUCシリーズと共通で、Mac上でWindows環境の構築ができる専用ソフトウェアが付属している点が違いとなる。USB Type-C端子を持つWindowsパソコン、Mac、iPad、Android端末、PS5で使用可能。価格はオープン。参考価格は250GBモデルが11,600円、500GBモデルが13,481円、1TBモデルが16,563円 (いずれも税込)。
本製品には、Mac上でWindowsやLinuxなどの異なるOSを動作させることのできるソフトウェア「Parallels Desktop 18 for Mac Pro Edition」が付属。WindowsパソコンとMacを併用する際に、SSDを介してのデータの共有をスムーズに行なえる。1年ライセンスとなり、継続して利用する場合には、別途ライセンスを購入する必要がある。