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1940年代の名シネマレンズの描写を再現「LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII Mマウント」

焦点工房は、LIGHT LENS LAB (ライトレンズラボ) のライカMマウント用レンズ「M 50mm f/2 SPII」を2023年8月9日に発売した。カラーはシルバー、ブラック、ヴィンテージブラックの3色。価格はオープン。焦点工房オンラインストアの販売価格はシルバーが118,800円、ブラックが130,500円、ヴィンテージブラックが130,500円 (いずれも税込)。

LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII

 

「LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII」は、イギリスのシネマレンズメーカー Cooke (クック) 社が製造した1940年代の名レンズ「Cooke Speed Panchro (クック スピードパンクロ) Series II 50mm f/2」の描写を再現したライカMマウント用レンズ。「Cooke Speed Panchro」は、優れた映像表現が映画制作の現場で高く評価され、当時のハリウッドを席巻したと言われている。

LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII
左から、シルバー、ブラック、ヴィンテージブラック

 

本製品は、5群7枚の伝統的なダブルガウスタイプの構成と、ランタンフリントガラスを使用したシングルコート仕様のレンズを採用することで、オリジナルに近い光学性能を実現している。ライカMマウントを採用することで、M型ライカやマウントアダプターを装着したミラーレスカメラで、往年の名玉の描写を味わえる。

LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII
レンズ構成は5群7枚のダブルガウスタイプ

 

鏡筒は適度な重量感のある真鍮製で、オリジナルを彷彿とさせる特徴的な二股形状のフォーカスレバーと、直線基調の外観デザインを採用している。フォーカスレバーは交換可能で、シンプルなピンタイプを取り付けることができる。なお、UVフィルターを内蔵している。

LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII
交換可能なフォーカスレバー。左は二股形状のレバー、右はピンタイプ。

 

カラーは、よりクラシカルな印象を持つシルバー、ブラック、ブラックペイントにエイジング加工を施したヴィンテージブラックの3タイプ。それぞれの鏡筒のカラーに合わせた金属製のフードが付属する。

LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII
左から、シルバー、ブラック、ヴィンテージブラック
LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII
左上から、シルバー、ブラック、ヴィンテージブラックの装着例

作例

LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII

LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII Mマウント 主な仕様

カラー シルバー、ブラック、ヴィンテージブラック
マウント ライカMマウント
フォーカス MF (マニュアルフォーカス)
焦点距離 50mm
レンズ構成 5群7枚
開放絞り F2
最小絞り F22
絞り羽根 11枚
最短撮影距離 0.7m
フィルター径 φ43mm
最大径×長さ φ51×55mm (マウント部を除く)
質量 約350g
付属品 UVフィルター (内蔵)、専用レンズフード、交換用フォーカスレバー