GoPro (ゴープロ) は、アクションカメラ「HERO12 Black」を2023年9月6日に発売した。直販サイトでの販売価格は62,800円 (税込)。
「HERO12 Black」は、2022年9月14日に発売された「HERO11 Black」をベースに各部の性能を向上させたアップグレードモデル。再設計された電源管理システムの採用で、撮影可能時間が最大2倍に拡大された。また、ハイダイナミックレンジ (HDR) の動画を5.3Kおよび4K解像度で撮影できるようになった。撮影機能も強化され、プロでも使える強力なアクションカメラに進化している。
HERO12 Blackの新機能
■最大2倍の撮影可能時間
5.3K/60pで70分、5.3K/30pで95分以上、FHDで155分以上の連続撮影 (手ブレ補正オン) が可能。
■HDR撮影に対応
ハイダイナミックレンジ (HDR) の動画・写真撮影が可能。
■新アクセサリーによる超広角撮影
別売りの「Maxレンズモジュラー2.0」 (税込 16,000円) を使うことで、視野角最大177°の超広角撮影が可能となる
04【Max-Lens-Mod-2.0_ HERO12-Black_detached.jpeg】
画角を拡大するオプションの「Maxレンズモジュラー2.0」
■ワイヤレスオーディオに対応
Apple AirPodsなどのBluetoothデバイスの使用を想定し、ワイヤレスマイクなどによる音声を直接カメラに取り込めるようになった。
■動画の縦位置撮影モード
SNSなどで人気の縦位置動画の撮影モードを新設。アスペクト比8:7のセンサーの縦方向の長さを生かした、9:16の動画撮影に対応した。
■電子手ブレ補正を強化
前モデルの電子手ブレ補正システム HyperSmooth5.0に対して、次世代の自動ブースト機能を採用したHyperSmooth6.0を搭載。クロップマージンを最小限に保ちつつ、強力な手ブレ補正効果が得られるように進化した。
■シンプルになったカメラコントロール
高い利便性を求めるユーザー向けの「イージーコントロール」が進化し、高度なコントロールが必要なアドバンスドユーザー向けの「プロコントロール」もさらに洗練されたものになった。
■インターバル撮影機能
パワーツールセットに、一定間隔で写真を撮影するインターバル撮影が追加された。
■タイムコード同期機能
「HERO12 Black」を複数台使用して動画撮影する際、各映像のフレームを一致させた動画編集が可能。
■1/4-20マウント
GoPro用のマウントフィンガーのほかに、一般的なカメラ用取り付けネジとして普及している1/4インチネジ穴を初めて採用。通常のカメラ用雲台に固定できるようになった。
GoPro HERO12 Black 主な仕様
撮像素子 1/1.9型CMOS 2760万画素 (アスペクト比 8:7)
レンズ 単焦点 F2.5
動画解像度
- 最大5.3K 8:7 (5312×4648)、5.3K 16:9 (5312×2988)
- 5.3K (8:7) @30/25/24fps、5.3K (16:9) @60/50/30/25/24fps
- 4K (8:7) @60/50/30/25/24fps、4K (16:9) @120/100/60/50/30/25/24fps、4K (9:16) @60/50/30/25fps
- 2.7K (4:3) @120/100/60/50fps、2.7K (16:9) @240/200fps
- 1080p (16:9) @240/200/120/100/60/50/30/25/24fps、1080 (9:16) @60/50/30/25fps
最大ビットレート 120Mbps
動画記録形式 H.265/HEVC、10bitカラー (4K以上)
静止画解像度 最大 5568×4872
アスペクト比 8:7、4.3、16:9、9:16
デジタルレンズ機能 HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア+水平ロック/水平維持
背面モニター 2.27インチ タッチパネル式LCD
前面モニター 1.4インチカラーLCD
防塵防滴仕様 防水10m
記録メディア microSD (V30またはUHS-3以上)
電源 充電式バッテリー (1720mAh)
サイズ (幅×高さ×奥行) 71.8×50.8×33.6mm
重量 154g (マウント、バッテリーを含む)