EIZOが、カラーマネージメントソフトウェア「ColorNavigator 7」Ver.7.1.12を2023年9月12日に公開した。
「ColorNavigator 7」は、EIZOのカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge」と組み合わせて、モニターのキャリブレーションや管理などを行なうことができる無償のソフトウェア。Ver.7.1.12では、ソフトウェア開発者やシステム管理者向けにAPI「ColorNavigator API」の無償提供を開始した。
「ColorNavigator API」を活用して、外部ソフトウェアやシステムから「ColorNavigator 7」の各機能と連携し、「ColorEdge」を制御するプログラムの開発が可能になる。例として、制作ソフトウェアから「ColorEdge」のカラーモードを自動で変更したり、外部システムから「ColorEdge」のキャリブレーションを実行し、調整結果を取得するといったプログラムの開発が考えられる。
「ColorNavigator API」はHTTPプロトコルを活用しているため、HTTP通信が可能なあらゆるプログラムから利用可能。現在「ColorNavigator API」で利用できる「ColorNavigator 7」の機能は、カラーモードの変更、キャリブレーション目標の新規作成、キャリブレーションの実行、調整結果の情報取得など一部機能に限られるが、今後は利用できる機能の拡張を予定している。
■「ColorNavigator API」を利用可能な「ColorEdge」(生産終了品を含む)
・ColorEdge CG3146
・ColorEdge CG3145
・ColorEdge CG319X
・ColorEdge CG2700X
・ColorEdge CG2700S
・ColorEdge CG279X
「ColorNavigator 7」のダウンロードはEIZOのWEBサイトから。
https://www.eizo.co.jp/products/ce/cn7/