ニュース

注目の「α9 III」で撮ってみた! 体験イベント会場からハンズオンレポート

講師陣に聞いた「α9 III」と「FE 300mm F2.8 GM OSS」の実力

会場でセミナーの講師を務めていた小橋城さん、水谷たかひとさん、野口純一さんに「α9 III」と「FE 300mm F2.8 GM OSS」の使用感をうかがった。

小橋城さん

「α9 III」で特にすごいと感じたのはAF。一度ピントが合うと、手前に木があってもピントが合い続けるし、人物認識では頭や体も追ってくれる。「α9 III」でないと撮れない写真もあるけれど、競技や狙いによって使い分けるのがいいと思ます。

「FE 300mm F2.8 GM OSS」は70-200mm並みに軽量でコンパクトなので、余裕があれば持って行きたいレンズ。最近はズームレンズもコンパクトで高画質になってきましたが、やはり単焦点レンズのキレやヌケは別格です。

α9 III & FE 300mm F2.8 GM OSS レポート

水谷たかひとさん

「α9 III」は、とにかくすごいカメラ。歪みのない本当の一瞬が撮れる。写真の世界が大きく変わると思います。「FE 300mm F2.8 GM OSS」の描写力もすごい。焦点距離300mmは、スポーツだけでなくポートレートなどでも使いたいと思っていた人は多いはず。多くの人が待ち望んでいたレンズがやっと出てくれたという感じだし、期待以上のものになっていると思います。

「α9 III」と「FE 300mm F2.8 GM OSS」の魅力については、「CAPA博」でもお話しする予定です!

α9 III & FE 300mm F2.8 GM OSS レポート

野口純一さん

「α9 III」ではAF性能が向上しているのが体感できました。魚を獲りに水面近くまで降下し、すぐに向きを変えた野鳥を狙ったとき、ほぼすべてのカットで鳥の目にピントが合っていたのには驚きました。120コマ/秒の高速シャッターは撮りたい瞬間を逃しませんが、プリ撮影機能には慣れが必要だと思います。シャッター半押しの状態から写るので、これまでの感覚でシャッターを切ると、画面に余計な空間ができたりして、フレーミングが中途半端になりやすいからです。

「FE 300mm F2.8 GM OSS」の描写には、ズームレンズにはないクリアさがあります。「α9 III」との組み合わせで使うと、AFも速いし正確です。

α9 III & FE 300mm F2.8 GM OSS レポート

  1. 1
  2. 2
  3. 3