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実売2万円台の明るくコンパクトな超広角レンズ「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.」

焦点工房は、銘匠光学の超広角レンズ「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.」を2024年1月11日に発売した。希望小売価格は33,000円、焦点工房オンラインストアでの販売価格は26,820円 (いずれも税込)。

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.

 

「TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.」は、APS-Cサイズセンサー対応の超広角レンズ。電子接点を持たない完全MFレンズで、対応するマウントはキヤノンRF / ソニーE / 富士フイルムX / ニコンZ / マイクロフォーサーズの5種類。得られる画角は35mm判換算値で、キヤノンRFが16mm相当、ソニーE / 富士フイルムX / ニコンZが15mm相当、マイクロフォーサーズでは20mm相当となる。

■カメラ装着例

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
キヤノンRFマウント用
TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
ソニーEマウント用
TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
ニコンZマウント用
TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
富士フイルムXマウント用
TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
マイクロフォーサーズ用

 

レンズ構成は、ASPH (非球面)レンズ2枚、高屈折レンズ2枚を含む10群13枚。優れた光学設計により、超広角レンズで発生しやすい各種収差や歪みを抑えている。開放絞り値はF2と明るく、夜景や室内など光量が不足しやすいシーンでも安心して撮影できる。

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
レンズ構成はASPHレンズと高屈折レンズを含む10群13枚。

 

最短撮影距離は0.25mで、被写体に近づいて撮影でき、広角レンズ特有のパースペクティブ効果を利用して、インパクトのある表現が可能だ。

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.

 

最前面のレンズは前に張り出した「出目金 (デメキン)」で、そのままではフィルターを付けられないが、付属のフィルターホルダーを取り付けることで、72mm径のフィルターが使えるようになる。

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
前玉が出っ張っており、そのままではフィルターは取り付けられない。
TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.
付属のフィルターホルダー装着時。

フィルターホルダー未使用時に使えるかぶせ式のTPUラバーレンズキャップも付属する。

作例

TTArtisan 10mm f/2 C ASPH.

銘匠光学 TTArtisan 10mm f/2 C ASPH. 主な仕様

マウント キヤノンRF、ソニーE、富士フイルムX、ニコンZ、マイクロフォーサーズ
対応撮像画面サイズ APS-Cサイズ
フォーカス MF (マニュアルフォーカス)
焦点距離 10mm
レンズ構成 10群13枚 (非球面レンズ2枚、高屈折レンズ2枚)
開放絞り F2
最小絞り F16
絞り羽根枚数 8枚
最短撮影距離 0.25m
フィルター径 φ72mm (ホルダー装着時)
最大径 φ60mm (ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ)、φ63mm (キヤノンRF)、φ64mm (ニコンZ)
全長 61mm (キヤノンRF)、63mm (ソニーE、富士フイルムX)、65mm (ニコンZ)、62mm (マイクロフォーサーズ)
質量 約335g (ソニーE、富士フイルムX、マイクロフォーサーズ)、約345g (キヤノンRF)、約360g (ニコンZ)
付属品 フィルターホルダー、フロントキャップ (2種類)、リアキャップ