カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2024」が、2024年2月22日~25日にリアル会場とオンラインで開催。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
キヤノン
写真家や映像クリエイターがキヤノン製品の魅力を語るプレゼンテーションステージ、EOS R SYSTEMを体感できるタッチ&トライコーナーをはじめ、 デモンストレーションコーナー、ビデオクリエイターズラウンジ、レクチャーコーナーと盛り沢山な内容のキヤノンブース。
タッチ&トライコーナー
タッチ&トライコーナーでは、激しくダイナミックなトリッキングと華麗な新体操を被写体にして、EOS R SYSTEMのボディやレンズを体験できる。
ブース中央の雛壇には、ステージに向かって超望遠レンズがずらりと並び、撮影を体験することができた。
MR / VR / 3D系の展示が充実
今年のキヤノンブースを象徴するのがMR (複合現実)、VR (仮想現実)、3D (立体視) のデモンストレーションだ。今年1月にラスベガスで開催された「CES 2024」で初お披露目されたVRレンズ、3Dレンズ、3D VRカメラのコンセプトモデルがショーケース内に展示されていた。
3D画質の撮影体験コーナーでは、実際に撮影したデータをmp4のムービー画像として受け取ることができる。
撮影は普通の証明写真のような感じで、あっという間。
MRバーチャル体験コーナー。MRゴーグルとヘッドフォンを装着して、何もない空間に現れるオーケストラの演奏を見たり聞いたりすることができた。
MRゴーグル装着者の位置も正確に検知されており、ユーザーの動きに連動しているため、設置したホログラムを歩き回りながら確認することも可能。MRゴーグルには、位置情報の精度を高めるためにいくつものセンサーが取り付けられていた。
さまざまな展示コーナー
「EOS Bar」と名付けられたビデオクリエイターズラウンジ。モニターやマイクを装着した EOS R SYSTEMのボディやレンズがカウンターの上にずらりと並んでいた。
PRO LINE プリンター「PRO-G1 / S1」がずらりと並ぶフォトプリンターのコーナーでは、データを持っていけば自分の作品をプリントできる。
ブースの正面には、EOS R SYSTEMのボディとレンズが一堂に並べられていた。2018年の登場からのシステムの充実ぶりがうかがえる。
初日のプレスタイムには、カメラ事業責任者である戸倉剛 専務執行役員の囲み取材が行われた。カメラ事業やCP+のブースに対する鋭い質問にも丁寧に答えてくれた。