カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2024」が、2024年2月22日~25日にリアル会場とオンラインで開催。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
【浅沼商会】ローライのカメラがプリントされたトートバッグ
浅沼商会のブースで見つけたのは、ローライの「縦型A4トート RL-030-BK」。黒地に白でローライフレックスのカメラがプリントされている。Rolleiのロゴは刺繍だ。
薄手の生地を使用することで、軽いトートバッグになっている。取り外しが可能なショルダーストラップが付属する。2024年4月に5,940円 (税込) で発売予定。
【エツミ】LEDライト付きのルーペでカメラセンサーの汚れを見つける
エツミが昨年から取り扱いを始めた光学メーカー Carson (カーソン) は、マグニファイヤーやルーペなどを豊富にラインアップしている。中でもユニークなのは、センサークリーニングに便利な「Carson 4.5x30mm カメラセンサーマグニファイア」。マウントに乗せてイメージセンサーの確認が可能で、センサークリーニングをする際に汚れを拡大して確認できる。
ベース部にLEDライトを備えているので、細部までしっかり確認が可能。また、レンズ部を45°回転できるので、確認と清掃を繰り返すときに、いちいち外さなくてもいい。価格はオープン。エツミオンラインショップでは7,700円 (税込) で販売中。
【サクラスリング】カメラを収納できるスカーフストラップ
サクラスリングの第5弾として「ポーチ スカーフストラップ」が2024年4月に発売予定。短めサイズのサクラスリングストラップだ。2点釣りで使う場合には腕に掛けて持ち歩くことができるが、片方のフックをカメラから外すと、ネックストラップにもなる。
従来のサクラスリングよりもポケットの開口部を広くしてあるので、小型のカメラを収納することができる。価格は未定。
【よしみカメラ】カメラにポンとのせれば視線集中!
よしみカメラの「カメラにポン」は、子供の視線をカメラに釘付けにするユニークアイテム。マグネットをセットしたシューカバーという簡単な構造で、底部に金属プレートを貼り付けたマスコットや人形をカメラの上に載せることができる。
3種の粘着テープ付きプレートを同梱しているので、載せ替えも簡単だ。販売価格は2,178円、「おしゃべりわんわん人形セット」が5,500円 (いずれも税込)。よしみカメラネットショップにて予約受付中で、2024年3月1日から順次出荷を開始する。
【ハクバ写真産業】普段使いもできるシンプルデザインのカメラバッグ
ハクバのカメラバッグ「プラスシェル シティ」が、05シリーズにバージョンアップして2024年6月下旬に発売される予定だ。シティユースを想定したシリーズということで、よりシンプルなデザインになっており、各アイテムは04シリーズよりもやや容量がアップされている。カラーはブラックとグレーの2色をラインアップする。
「プラスシェル シティ 05 フラップバックパック」は、トップとサイドからのアプローチが可能。LとMの2サイズで、価格はLが約19,000円、Mが約16,000円の予定 (いずれも税込)。バックパックにはフラップなし、ロールトップ、開口部が背面のみのモデルも登場する。
「プラスシェル シティ 05 スリングバッグ」も新登場のアイテム。自転車やバイクで移動時の使用を想定しており、コンパクトに撮影機材を収納できる。価格は約7,000円 (税込) の予定。新色が登場する可能性もあるとのことだった。
【マルミ光機】星景撮影におすすめのマグネット式フィルターキット
マグネットで素早く装着できるマルミのマグネットスリムフィルターに、「マグネットスリムホワイトパウダーミスト」が新登場。1/2、1/4、1/8の3段階の強度をラインアップする。2024年春頃に発売予定。
「マグネットスリム星景キット」は、「マグネットスリムホワイトパウダーミスト」1/2と1/4、「マグネットベース付きレンズ取り付け用スリムスタースケープフィルター」、専用キャップの4点セット。フィルター径67mm、77mm、82mmの3サイズが用意されている。2024年夏頃発売予定で、価格は未定。
「スタースケープ」は、夜空がオレンジ色や黄色に色カブリする光害を抑える効果のあるフィルター。マグネットベース付きは今のところ単品発売の予定はないとのことなので、「マグネットスリム星景キット」でしか入手できない。
【SAEDA】HOLGAのトイカメラや三脚の取り扱いを開始
ライティング機材のPhottixやLoupedeck製品など、プロ向けの機材を扱っているSAEDAが、ホルガのフィルムカメラ、Goocongのコンパクトな三脚、コダックのデジタルフォトフレームなどの取り扱いを開始した。幅広いユーザーに向けて商品展開をしていくとのことだ。
【PGYTECH】高速カードリーダーとカードケースが一体化
PGYTECH (ピージーワイテック) のブースで見つけたのは、メモリーカードリーダー機能とカードケースを一体化した「CreateMate 高速カードリーダー機能付きケース」。SDカードとSIMカード収納用のケースは2023年6月に発売済みだが、会場ではさらにCFexpressカードに対応したケースを展示していた。近日発売予定だ。
アルミ合金とラバーケースにより、IP54の防塵・防滴性能と耐衝撃性を備えている。USB Type-C (USB3.2 Gen2) 端子を搭載し、最大10Gbpsの高速転送を実現する。CFexpress Type A / SDカード版は、CFexpress Type Aカード3枚、SDカード3枚、microSDカード4枚、nano SIMカード2枚の収納が可能。CFexpress Type B / SDカード版は、 CFexpress Type Bカード2枚、SDカード3枚、microSDカード4枚、nano SIMカード2枚を収納できる。ラバーケースはブラックとモスグリーンの2色を用意している。
【Escura Camera】レトロデザインの超小型カメラとインスタントカメラ
昭和の駄菓子屋を思わせるようなレトロなエスクーラのブースにあったのは、レトロなデザインのインスタントカメラとデジタルカメラ。インスタントカメラ「instant 60s」には新色のイエローとブルーが登場する。外付けのフラッシュをセットにしたモデルで、価格は未定。2024年6月頃の発売を予定している。いずれの製品もLOFT、niko and …で購入できる。
デジタルカメラ「レトロ-1」は、手のひらに載る小さなカメラ。静止画と動画の撮影が可能で、別売のmicroSDカードに記録する。2024年4月に4,950円 (税込) で発売予定。