浅沼商会は、Fotopro (フォトプロ) ブランドのカーボン三脚「X-AIRFLY max」と「X-AIRFLY max Video」を2024年3月22日に発売した。価格はオープン。参考価格は「X-AIRFLY max」が51,700円、「X-AIRFLY max Video」が57,200円 (いずれも税込)。
「X-AIRFLY max」と「X-AIRFLY max Video」は、最大パイプ径28mmで4段式の共通の脚を持つカーボン三脚。両モデルの違いは、搭載される雲台と伸長、最低高、重量。「X-AIRFLY max」は倒立ボールヘッドが搭載された写真撮影用モデル、「X-AIRFLY max Video」はビデオ雲台を搭載した動画撮影用モデルとなっている。
「X-AIRFLY max」の伸長は166cm |
「X-AIRFLY max Video」の伸長は171cm |
脚は伸長時に160cmを超える高さを確保し、収納時にかさばらないように配慮した設計がとられている。これにともない脚のロックレバーは、脚のパイプに沿って固定されるよう円弧状になっている。脚の先端はスパイク内蔵石突となっており、ゴムカバーを外すと、金属製のスパイクが現れる。
センターポールは取り外し可能で、脚の開脚角度を広げることで最低高を下げることができる。
また、センターポールの中にはスマートフォンホルダーが内蔵されており、取り出して雲台に取り付ければ、スマホでの撮影が行える。
スマートフォンホルダーはアルカスイス互換で雲台にワンタッチで固定できる |
スマートフォンホルダーにスマホを取り付けた状態 |
グリップの付いている脚は取り外すことが可能で、雲台を取り付けて一脚として使用できる。一脚時の最大伸長は178.8cm (X-AIRFLY max)。
グリップの付いている脚は着脱可能 |
着脱式の脚は一脚として使用できる |
Fotopro X-AIRFLY max
倒立ボールヘッド (自由雲台) と水平パン構造の雲台を搭載した写真撮影用のカーボン三脚。ボールヘッドの固定はレバー式で、ワンタッチで固定できる。また、アルカスイス規格に対応し、プレートが1枚付属する。伸長は166cm (センターポールを使用)、収納長は50.5cm、重量は1.36kg。センターポールを取り外し、開脚すると最低高は14cmとなる。
通常の自由雲台とはボールの位置が上下逆の倒立ボールヘッドを搭載 |
収納時 |
Fotopro X-AIRFLY max Video
倒立ボールヘッドを利用したレベリングベースとビデオ雲台を搭載した動画撮影用のカーボン三脚。カメラ台にはアルカスイス規格に対応したクランプが設けられ、機材の着脱を素早く行うことができる。伸長は171cm (センターポールを使用)、収納長は54.7cm、重量は1.65kg。センターポールを取り外し、開脚すると最低高は17.2cmとなる。
レベリングベースとビデオ雲台を搭載する |
倒立ボールヘッドを利用しているため縦位置にも対応 |
雲台の調整用の六角レンチが同梱される |
収納時 |
Fotopro X-AIRFLY max / max Video 主な仕様
材質 カーボン
伸長 max 166cm、max Video 171cm (センターポール使用)
段数 4段
最大パイプ径 28mm
耐荷重 max 10kg、max Video 6kg
収納長 max 50.5cm、max Video 54.7cm
最低高 max 14cm、max Video 17.2cm
重量 max 1.36kg、max Video 1.65kg
一脚時伸長 max 178.8cm、max Video 183.0cm
付属品 キャリングケース