ニュース

実売2万円台で買えるAPS-C対応の明るい大口径中望遠AFレンズ「TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED」

焦点工房は、銘匠光学の単焦点AFレンズ「TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED」を2024年5月14日に発売した。対応するマウントは、ソニーEと富士フイルムXの2種類。希望小売価格は36,000円、焦点工房オンラインストアでの販売価格は28,800円 (いずれも税込)。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED

 

「TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED」は、APS-Cサイズセンサー対応の大口径中望遠AFレンズ。焦点距離は35mm判換算で86mm相当となる。ソニーEマウント、および富士フイルムXマウント用のAFレンズは、「TTArtisan AF 27mm f/2.8 ED」「TTArtisan AF 35mm f/1.8 ED」に続き、3本目となる。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED
APS-Cサイズ機のソニーα6000シリーズに最適。

 

レンズ構成は9群10枚。ED (特殊低分散) レンズ1枚、高屈折レンズ2枚を使用し、色収差を抑えて良好な画質が得られる。絞り羽根は9枚で、開放絞り値はF1.8と明るく、ボケを生かした撮影を楽しめる。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED

 

AFはSTM (ステッピングモーター) +リードスクリュータイプの駆動方式を採用。スムーズで静かなオートフォーカスを実現している。像面位相差AFを搭載したカメラとの組み合わせで、瞳AFや動画AFにも対応する。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED
AFはSTM駆動で、瞳AFなどの高度なAF機能に対応。

 

付属のリアキャップにはUSB Type-C端子が設けられ、USBを介してPCと接続してレンズのファームウェアアップデートを行える。なお、PC接続はWindowsにのみ対応。

TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED
リアキャップのUSB端子を使ってレンズのファームウェアのアップデートが可能。

作例

TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED

銘匠光学 TTArtisan AF 56mm f/1.8 ED 主な仕様

マウント ソニーE、富士フイルムX
対応撮像画面サイズ APS-Cサイズ
フォーカス AF (オートフォーカス)
焦点距離 56mm (35mm判換算 86mm相当)
レンズ構成 9群10枚 (EDレンズ1枚、高屈折レンズ2枚)
開放絞り F1.8
最小絞り F16
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.5m
フィルター径 φ52mm
最大径×全長 φ65×62mm (マウント部を除く)
質量 約235g
付属品 レンズフード、フロントキャップ、リアキャップ