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「SELPHY」20周年! スマホの写真をプリントできるミニフォトプリンター新モデル「SELPHY QX20」

キヤノンは、スマホの画像をプリントできるミニフォトプリンター「SELPHY QX20」を2024月10月下旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップの販売価格は22,000円 (税込)。ボディカラーはホワイト、グレー。

ミニフォトプリンター「SELPHY」シリーズは、今年で発売されて20周年を迎える。「SELPHY QX20」はその記念すべき最新モデルだ。カードサイズにもスクエアフォーマットにも対応し、シール紙にプリントできる。

■プリントのバリエーションが楽しめる
「SELPHY QX20」は、製品名から「SQUARE」がなくなったように、スクエアシールだけでなく新たにカードサイズシールに対応。またカード、スクエアシールともに、左右・上部のフチなしプリントが可能になり、楽しみ方も広がった。

左がカードサイズシール、右がスクエアフォーマットシール

■画質の向上
前モデルの「SELPHY SQUARE QX10」に比べて、プリント画質がよりくっきり鮮やかに進化した。スマホやカメラで撮影した画像を忠実ではありながら、くっきり感がアップ、暗部を明るく補正し、メリハリのあるプリントとなった。印刷方式はこれまでと変わらず、熱でインクを気化してプリントする昇華型熱転写方式を採用し、色の濃淡をなめらかに表現。ラミネート加工で水や汚れ、日焼けなどから写真をしっかり守り、キレイで長持ちはこれまでと変わらない。アルバム保存100年を実現している。

■スマホと簡単接続
専用アプリ「SELPHY Photo Layout」をスマホにインストールし、「SELPHY QX20」本体のQRコードを読み取れば接続完了。アプリもよりシンプルなUIに変更され、フォトプリントやコラージュを直感的に操作できるようになっている。豊富なレイアウト機能や、スタンプ(35種)、フレーム(25種)などの多彩な加工機能や、フチあり / 3辺フチなしなどの余白サイズの調整やフィルター加工など、「SELPHY Photo Layout」のリニューアルも図られている。

■充電時間もプリント時間もスピードアップ
充電ケーブルはUSB Type-Cに対応。前モデルが120分かかっていたところ、80分で満充電になり充電時間が短縮された。また、プリントに要する時間も、前モデルの43秒から40秒へと短縮。プリント待ち時間も少なくなった。

■カードシール用のカラーインク/ラベルセットは2種類
専用のカラーインク/ラベルセットは、カードシールタイプが2種類増えることになる。20枚分のインクと用紙がセットになった「XC-20L」。価格はオープン。キヤノンオンラインショップの販売価格は1,540円 (税込)。60枚分のインクと用紙がセットになった「XC-60L」。価格はオープン。キヤノンオンラインショップの販売価格は4,180円 (税込)。スクエアシールタイプは、これまで通り20枚分のインクと用紙がセットになった「XS-20L」が継続販売される。価格はオープン。キヤノンオンラインショップの販売価格は1,650円 (税込)。

SELPHY QX20 主な仕様

カラー ホワイト、グレー
印刷方式 昇華型熱転写方式 (オーバーコート付)
印刷解像度 287×287dpi
階調数 256階調/色
印刷速度 約40秒/枚
無線通信方式 Wi-Fi IEEE802.11b/g
電源 充電式リチウムイオン電池 (内蔵)
バッテリー印刷可能枚数 約20枚 (フル充電時)
バッテリー充電時間 約80分
本体サイズ (縦×横×高さ) 約145.8×102.2×32.9mm
質量 約455g (インクカセット、用紙を除く)