キヤノンは、「EOS Rシステム」の交換レンズ「RF16-28mm F.28 IS STM」を2月下旬に発売する。価格はオープンで、参考価格は188,100円(税込)。
開放F値2.8の明るさで焦点距離16mm~28mmまでカバーする「RF16-28mm F.28 IS STM」。高画質で大口径F2.8固定ズームとキットレンズ並みの小型・軽量サイズを実現した「RF28-70mm F.28 IS STM」と同コンセプトで作られており、大きさもほぼ同様で想定価格も同等となっている。
■超広角の世界を切り取れる携帯性抜群の小型レンズ
焦点距離16-28mmは超広角のズーム域で、広大な風景撮影はもちろん、限られた空間で周囲を広く写しこんだ撮影や、被写体と背景の遠近感を生かしたダイナミックな表現が可能となる。また、IS(手ブレ補正機構)ユニットの小型化や未使用時に手動で全長を短くする「レンズ収納機構」を採用することで、全長約91.0mm(収納時)、質量約445gの小型・軽量設計を実現している。
■Lレンズに迫る高画質
ズーム全域での開放絞り値F2.8により、自然で美しいボケ味を生かした撮影が可能。また、「非球面レンズ」2枚、「UDレンズ」4枚を含む13群16枚の光学設計により、画質劣化の原因となる諸収差を低減し、画面全域でLレンズに迫る高画質を実現している。Lレンズを使用している憧れのプロを目指す、新世代のフォトグラファーに向けたレンズとなっている。
■高速・高精度AFによる快適な撮影
リードスクリュータイプのSTMが搭載されており、静止画撮影時の高速・高精度なAFに加え、動画撮影時には静かで滑らかなAFを実現。また、レンズ内の光学式手ブレ補正機構により5.5段、ボディー内手ブレ補正機構を搭載しているEOS Rシリーズのカメラと組み合わせれば協調制御を実現し、中央8.0段、周辺7.5段の手ブレ補正効果を発揮する。さらに、広角特有の画像周辺のブレを改善する周辺協調制御(静止画撮影のみ)にも対応。手持ち撮影でも快適に撮影を行える。
「RF16-28mm F.28 IS STM」の主な仕様
マウント キヤノンRFマウント
焦点距離 16-28mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22
レンズ構成 13群16枚(非球面レンズ2枚、UDレンズ4枚を含む)
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.2m/0.66ft.(28mm時)
最大撮影倍率 0.26倍(28mm時)
フィルター径 φ67mm
サイズ(最大径×長さ) 約φ76.5×91mm(収納時)、112.8mm(16mm時)、102.1mm(28mm時)
質量 約445g
付属品 キャップ、フード