カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2025」が、2025年2月27日～3月2日にリアル会場とオンラインで開催。今年は過去最多となる125の企業・団体が出展しています。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
シグマ
手前にセミナーブース、奥に製品体験コーナーを設けたシグマブース。表から見えるところにはほとんど製品を配置していないという面白い構造で、体験コーナーには開場直後から行列ができていた。
継ぎ目のないシンプルなボディが美しい「Sigma BF」
一番人気のフルサイズミラーレスカメラ「Sigma BF」。金属削り出しで作られた継ぎ目のないユニボディは、まるで金属の塊のようなシンプルな外観だ。レンズは、今回BFに合わせてリニューアルされたシルバーボディのSigma Iシリーズ「Sigma 35mm F2 DG | Contemporary」。
操作系もとてもシンプルで、ほとんどの操作を親指だけで行うことができる。また、撮影時には背面左上の出っ張りに親指が引っ掛かるので、大きなレンズを付けてもカメラをしっかりとホールドできる。
F4通しの超望遠ズーム「Sigma 300-600mm F4 DG OS | Sports」
今回のもう一つの目玉「Sigma 300-600mm F4 DG OS | Sports」。フルサイズミラーレス対応の超望遠ズームだ。F4通しのズームとしては考えられないほど軽くて小さいので、とてもハンドリングしやすい。手ブレ補正も5.5段なので、手持ちでも安心。Lマウント用とソニーEマウント用が4月に発売予定。
18.8倍の高倍率ズーム「Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporary」
こちらはAPS-Cミラーレスカメラ用の「Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporary」。ミラーレス用レンズとして世界初の18.8倍という倍率を実現。また、70mmの時の最大撮影倍率は1：2と、マクロレンズ並みの撮影倍率。ワイド端で6段、テレ端で4.5段という手ブレ補正を搭載しているので、荷物を減らしたいときなど重宝しそう。Lマウント用とソニーEマウント用が4月、富士フィルムXマウント用とキヤノンRFマウント用が5月に発売予定。
ライブラリーコーナーにも「Sigma BF」と「Sigma I」シリーズが
昨年のCP+2024に続いて今年も、シグマが収集している主要な写真集の蔵書を閲覧できるライブラリーコーナーが作られていた。蔵書を直接手に取って閲覧することができる。
コーナーの中にはリニューアルされたシルバーボディの「Sigma I」シリーズ、そしてシルバーとブラックの「Sigma BF」も展示され、人気を集めていた。