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ボケ描写を体感!「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」で撮ってみた【CP+2025】ニコン

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2025」が、2025年2月27日~3月2日にリアル会場とオンラインで開催。今年は過去最多となる125の企業・団体が出展しています。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。

ニコン

新製品のカメラとレンズを中心に、Zシステムを体験できるポートレート撮影コーナーと、超望遠レンズがずらりとならぶ撮影コーナーが充実。また、業務用デジタルシネマカメラ「Z CINEMA」シリーズも新たに展示が行われた。

【CP+2025】ニコン

エキゾチックな撮影ブースで「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」を実写

2月28日に発売となった「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」。35mmレンズの画角で美しいボケが得られるS-Lineの大口径広角レンズで、優れた光学性能で画像の周辺まで鮮明に描写される。

【CP+2025】ニコン

 

「Hello, New Lens!」と銘打たれた撮影体験コーナーは、エキゾチックな雰囲気の空間となっており、周囲に設けられた無数のLEDライトで点光源の玉ボケを楽しむことが可能。カメラとレンズの組み合わせは自由に選べ、ポートレート撮影を楽しめる。

【CP+2025】ニコン
「Z6III」と「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」の組み合わせで撮影。絞り開放で撮ると、上から垂らされたLEDライトが美しい前ボケを作り出す。

動画制作に威力を発揮する「Z CINEMA」シリーズ始動!

パワーズーム機能を持ち、動画制作に強い「NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ」。2025年4月発売予定のこのレンズは、「Z9」や「Z8」との組み合わせでワンオペでの8K動画撮影を可能にする。新しいタイプのレンズとして、後部にゴールドのリングがあしらわれている。

【CP+2025】ニコン

 

業務用デジタルシネマカメラのメーカー RED.com, LLCを傘下に加えたニコンは、新たにZマウントを採用したシネマカメラ「Z CINEMA」シリーズを発表した。会場には「NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ」を装着した「KOMODO-X Z Mount」が展示。

【CP+2025】ニコン

野鳥&天体ファン注目の超望遠3000mmコンデジ「COOLPIX P1100」

2018年の発売以来、野鳥撮影や天体撮影を楽しむカメラマンに広く支持されていた「COOLPIX P1000」。市場から消えてからも、復活を望む声は多かった模様。そして、ついに撮影機能を強化した「COOLPIX P1100」(2月28日発売) がデビューする。搭載される125倍ズームレンズは3000mm相当をカバーし、遠く離れた被写体も大きく拡大する撮影能力を持つ。

【CP+2025】ニコン

撮る楽しみが広がる「イメージングレシピ」対応カメラが拡大

2024年に発売された「Z6III」と「Z50II」に搭載された新機能「イメージングレシピ」。有名クリエイターによって作成された個性的な色調が楽しめる「ピクチャーコントロール」の一種で、Nikon Imaging Cloudからカメラにダウンロード (無料) することで、自分に合った表現を楽しめる。

【CP+2025】ニコン
Z50II

 

「イメージングレシピ」はカメラにダウンロードするほか、ユーザーが独自にカスタマイズすることも可能。静止画撮影時に加え、動画撮影時にも「イメージングレシピ」を反映させられる。

【CP+2025】ニコン

 

2025年に予定されているファームアップにより、「Zf」でも「イメージングレシピ」が使えるようになることが発表された。会場では、Nikon Imaging Cloudに対応した「Zf」を使って、「イメージングレシピ」を使うことができるタッチ&トライコーナーが設けられた。

【CP+2025】ニコン

 

展示コーナーの一角には、「Zf」「Zfc」とともに両モデルのモチーフとなったフィルム一眼レフカメラの名機「FM2」も並べられた。

【CP+2025】ニコン