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等倍マクロ対応のティルト・シフトマクロレンズが新登場【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2025」が、2025年2月27日~3月2日にリアル会場とオンラインで開催。今年は過去最多となる125の企業・団体が出展しています。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。

サイトロンジャパン / LAOWA

サイトロンジャパン / LAOWAブースは向かって右側に自社ブランドの望遠鏡や双眼鏡、サーマルカメラなどが並び、左側にはLAOWAのレンズが並ぶという構成、どちらのブースもたくさんの人でにぎわっていた。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

等倍マクロ対応の100mm&55mmティルト・シフトマクロレンズ

2月14日に受注を開始した「LAOWA 100mm F2.8 Tilt-Shift 1x Macro」は、±10°のティルトと±12mm (「FUJIFILM GFX」装着時は8mm) のシフト機構を備えた本格的なアオリレンズ。ミラーレス用に最適化した光学設計により優れた画質を実現したという。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA
価格はオープンで、参考価格は269,500円 (税込)。

 

100mmと同時に受注を開始した「LAOWA 55mm F2.8 Tilt-Shift 1x Macro」。こちらも100mmと同じくミラーレス用の光学設計となっている。どちらのレンズも等倍までのマクロ撮影が可能。物撮りや建築、ミニチュア撮影などで活躍してくれそうだ。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA
こちらも価格はオープンで、参考価格は269,500円 (税込)。

より広角な「LAOWA 35mm F2.8 Tilt-Shift 0.5x Macro」も参考出品

参考出品として、上記2本よりも広角なアオリレンズ「LAOWA 35mm F2.8 Tilt-Shift 0.5x Macro」。歪みもとても少ないそうで、建築写真はもちろん、ミニチュア写真などにも使えそう。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

世界初のフルサイズ対応フィッシュアイズーム「LAOWA 8-15mm F2.8 Zoom Fisheye FF」

発売されればミラーレス用では世界初となるフルサイズ対応のフィッシュアイズームレンズ「LAOWA 8-15mm F2.8 Zoom Fisheye FF」も参考出品。ミラーレス用ということで非常にコンパクト。正式発表が待ち遠しい。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

世界初の広角ズームシフトレンズ「LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Shift CF」

こちらは世界初の広角ズームシフトレンズ「LAOWA 12-24mm F5.6 Zoom Shift CF」(2024年12月13日発売)。APS-Cミラーレスカメラに対応。もともとフルサイズ用に発売されていたレンズにシフト機能を取り付けたため、シフトしなければフルサイズでも使えるそうだ。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA
価格はオープンで、参考価格は152,900円 (税込)。

レトロかわいいミニトイカメラ「クッキー」を参考出品

サイトロンブースで参考出品されていたミニトイカメラ「クッキー」。詳細はまだ出ていないが、シボ皮には本革が使われており、質感がとてもいい。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

 

小さいながらもちゃんと背面液晶を備えていて、撮影した画像の確認もできる。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

野鳥撮影に活用できる高機能双眼鏡「サーマル・ナイトビジョン・ハイスペクトル双眼タイプスコープ」

普段はなかなか見ることができない「サーマル・ナイトビジョン・ハイスペクトル双眼タイプスコープ」。いわゆるサーマルカメラと暗視スコープが合体した双眼鏡。向かって右側が赤外線まで見ることができる暗視スコープで、真ん中が赤外線投光器、左のレンズがサーマルカメラになっていて、それぞれ別々でも、ミックスした画像でも見ることができる。野鳥観察などで隠れている鳥を見つけたり、環境調査で動物の数を調べたりするのに使うとのこと。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA

 

こちらがサーマルカメラで撮影した画像。周りよりも温度の高い部分がオレンジ色で表現されている。人の肌が出ているところはもちろん、電源の入っているカメラも色が変わっているのがわかる。

【CP+2025】サイトロンジャパン/LAOWA