OMデジタルソリューションズは、マイクロフォーサーズのミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-5 Mark II」を7月下旬に発売する。カラーは、サンドベージュ、シルバー、ブラックの3色。価格はオープンで、ボディのみが市場想定価格180,000円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROレンズキット」が200,000円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-105mm F4.0-5.6 IIレンズキット」が200,000円前後（いずれも税込）となっている。
アウトドアに持って出かけたくなる機動性
「OM SYSTEM OM-5 Mark II」は、バッテリーとメモリーカードを含めても418gととても軽く、レンズキットの標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」と組み合わせても672gと、なにかと荷物の多くなるアウトドアファンには嬉しい軽さだ。
また、ボディ内手ぶれ補正は従来モデルよりも進化しており、中央最大6.5段、周辺最大5.5段、対応レンズとの組み合わせによる「５軸シンクロ手ぶれ補正」でが、中央最大6.5段、周辺最大6.5段の補正効果が得られる。様々な状況下でも気にせず手持ちで撮影が楽しめる。
便利なUSB Type-C端子を採用
従来機「OM SYSTEM OM-5」と同様、有効画素数約2037万画素のLive MOSセンサーと画像処理エンジン「TruePic IX」を搭載。121点オールクロス像面位相差AFが高速かつ高精度のAFを実現する。
本製品より新たにUSB Type-Cによる給電が可能になった。モバイルバッテリーからの充電にも対応しているので、アウトドア利用でもモバイルバッテリーを持ち歩いていれば、カメラのバッテリーを気にする必要はない。
アウトドアにぴったりなニューカラー登場
新色「サンドベージュ」は、自然に溶け込みアウトドアギアとも相性が良い。カラーだけでなく、エルゴノミクス設計の握りやすいグリップや、ホコリや汚れを落としやすいスリーク（なめらか）な形状など、アウトドアユースを研究した設計になっている。
天候の変化にも安心な防塵・防滴仕様
「OM SYSTEM OM-5 Mark II」は、フラッグシップ機「OM SYSTEM OM-1 Mark II」と同等の防塵・防滴保護等級IP53、-10℃の耐低温性能を備えているため、突然の雨や雪、水しぶきがかかるような場合でも安心して撮影を楽しめる。また、カメラの電源を入れるたびに、30,000回 / 秒の振動でイメージセンサーのゴミを除去する、スーパーソニックウェーブフィルターも搭載している。
CP（コンピュテーショナル撮影）ボタンを新搭載
カメラ内で撮影画像の合成などができる「コンプテーショナル フォトグラフィ」撮影機能を搭載。CPボタンを押しながらコントロールダイヤルを回すことで、三脚ハイレゾショット、手持ちハイレゾショット、ライブND、深度合成、HDR、多重露出などを切り替えて撮影することができる。ほかにも、「ライブコンポジット」や「プロキャプチャー」など多くの機能を備えている。星空撮影をサポートする「星空AF」や「ナイトビューモード」は、アウトドアファンにはうれしい機能だ。
OM SYSTEM OM-5 Mark II 主な仕様
有効画素数 約2037万画素
撮像素子 4/3型 Live MOSセンサー
マウント マイクロフォーサーズ
ISO感度 常用 ISO 200〜25600 (拡張 ISO 64 / 100相当)
シャッター速度 1/8000〜60秒 (メカシャッター)、1/32000〜60秒 (電子シャッター)、バルブ
連写速度 最高約10コマ/秒 (メカシャッター)、最高約30コマ/秒 (電子シャッター)
ファインダー 有機EL 約236万ドット EVF
液晶モニター 3.0型 約104万ドット 2軸可動式液晶モニター (静電容量方式タッチパネル)
記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリーカード (UHS-II対応)
大きさ (幅×高さ×奥行き) 約125.3×85.2×52.0mm (突起部を除く)
質量 約370g (本体のみ)、約418g (バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 充電式バッテリー BLS-50、USBケーブル（Type A to C）、ショルダーストラップ