ニュース

触って薄さ実感! 折りたたみスマホ「Samsung Galaxy Z Fold7」「Samsung Galaxy Z Flip7」ハンズオン

サムスン電子は、製品発表イベント「Samsung Galaxy Unpacked 2025」を開催。折りたたみスマホ「Samsung Galaxy Z Fold7」「Samsung Galaxy Z Flip7」を発表しました。日本でも2025年8月1日より発売が開始されます。

Samsungオンラインショップで販売されるSIMフリーモデルのラインアップと税込価格は以下のとおりです。

Samsung Galaxy Z Fold7
256GBモデル 265,750円(ブルーシャドウ/シルバーシャドウ/ジェットブラック/ミント)
512GBモデル 283,750円(ブルーシャドウ/シルバーシャドウ/ジェットブラック/ミント)
1TBモデル 329,320円(ブルーシャドウ/ジェットブラック)

Samsung Galaxy Z Flip7
256GBモデル 164,800円(ブルーシャドウ/ジェットブラック/コーラルレッド/ミント)
512GBモデル 182,900円(ブルーシャドウ/ジェットブラック/コーラルレッド/ミント)

※両モデルのミントは、Samsungオンラインショップ限定カラーです。

Samsung Galaxy Z Fold7

ついに約2億画素カメラを搭載

「Samsung Galaxy Z Fold7」は、ユーザーからの「折りたたみスマホにも高画素のカメラを積んでほしい」という声を受け、イメージセンサーは「Galaxy S25 Ultra」と同様にグレードアップ。約2億画素の広角カメラを搭載しました。F値も1.7となっていて、前モデルよりも4倍高精細となり、明るい撮影が可能になりました。

また、開いたメインディスプレイのセルフィーカメラは、前モデルの約400万画素から1000万画素へと高画素化。より広くなった広角100°のカメラとディスプレイの大画面を生かし、大人数での集合写真撮影を楽しむことができます。

大画面+AIで編集環境がさらに充実

撮影した写真を大画面で確認し編集できるのも「Samsung Galaxy Z Fold7」の魅力のひとつ。大画面に最適化されたAIツールが搭載され、編集をアシストしてくれます。もちろん生成AI編集を楽しむこともできます。不要な写り込みなどを削除する「消しゴムサジェスト」機能は、削除すべき要素をAI が自動で検出・提案、ワンタップで消去可能に。

また、編集した画像とオリジナル画像を大画面でリアルタイムに比較することができるので、どこを修正し、どのように修正されたかを簡単に確認できます。

日本の横折りスマホ史上、最薄、最軽量の筐体

Fold史上最も薄いUltraスリムな「Samsung Galaxy Z Fold7」は、初代から比較すると48%の薄さを実現しています。開いたときの厚みは4.2mm、閉じたときの厚みも8.9mmと二つ折りでありながら「Galaxy S25 Ultra」とほぼ同じ薄さを実現。また大幅な軽量化もされていて、前モデルからマイナス24gの約215gとなっています。この薄さ、軽さは実際に手にすると衝撃的です。

さらにヒンジの部分には、水滴デザイン&マルチレール機構の「Armor FlexHinge」を採用。回転スペースを薄くすることで、ディスプレイの折り目を大幅に改善させています。

ディスプレイは開いた状態のメインが7.6インチから8インチへ11%拡大。閉じた状態で使用するカバー画面も6.2インチから6.5インチへと大きくなりました。最大2,600nits のピーク輝度になったことより、直射日光の下の視認性も向上しています。また薄く大きくなったため、チタン層を追加するなど耐久性の向上も図られています。同様に液晶面のガラス素材も強靭な素材が採用されています。

Samsung Galaxy Z Fold7 主な仕様

SoC Snapdragon 8 Elite for Galaxy
ディスプレイ 開いたとき8.0インチ、閉じたとき6.5インチ
メモリー 12GB、16GB
ストレージ 256GB / 512GB / 1TB
バッテリー 4400mAh
カメラ 背面カメラ:12MP / 200MP / 10MP、インカメラ:10MP
防水防塵 防水(IPX8)、防塵(IP4X)
生体認証 指紋 / 顔
外寸 (幅×高さ×奥行) 開いた状態:約143.2×156.4×4.2mm、閉じた状態:約72.8×158.4×8.9mm
質量 約215g

Samsung Galaxy Z Flip7

カバー画面が4.1インチのフルスクリーンに

「Samsung Galaxy Z Flip7」は、前モデルではカメラ部分を避けた3.4インチのカバー画面だったのに対し、2つのカメラ部分はそのままに4.1インチのフルスクリーンになりました。ベゼルも1.25mmと薄くすることで、コンパクトな印象を残しつつ大画面化を実現しています。表示する画像に合わせて変形するクロック表示や、「Now Bar」、「Now Brief」もカバー画面で利用が可能になりました。ピーク輝度が最大 2,600nitsと大幅に明るくなり、日差しの下でも視認性抜群です。開いた状態のメインディスプレイは約6.7インチから約6.9インチへと拡大され、より没入感も高まり広く便利になりました。

折りたたんだままカバー画面でAI活用

アウトインともにカメラの画素数は前モデルと変わらず約5,000万画素の広角レンズと約1,200万画素の超広角レンズを搭載しています。セルフィー撮影が最適なFlipならではの新機能として、撮影時にカメラホールが光り、カメラモードの状態が認識できるようになりました。

また、「Gemini Live」がカバー画面でも利用可能に。Galaxy AIがカメラに映った映像を認識しながらユーザーとの対話が可能になっています。例えば、自分の服装をカメラに写しながらTPOに合わせてAIにアドバイスをもらったり、ネット検索で商品を探してもらったり、音声で回答を得ながら多くのタスクをカバーすることができます。

世界縦折スマホの中で史上最薄

「Samsung Galaxy Z Fold7」同様、ヒンジ部分には「Armor FlexHinge」を採用。前モデルと比べて開いたときの厚みは6.9mmから6.5mmへ、閉じたときの厚みも14.9mmから13.7mmへとより薄くなっています。そして薄くなったにも関わらず、バッテリーはFlip史上最大の4300mahバッテリーを搭載。動画再生最大31時間と前モデルから11時間も伸びています。

Samsung Galaxy Z Flip7 主な仕様

SoC Exynoss 2500
ディスプレイ 開いたとき6.9インチ、カバー画面4.1インチ
メモリー 12GB
ストレージ 256GB / 512GB
バッテリー 4300mAh
カメラ 背面カメラ:50MP / 12MP、インカメラ:10MP
防水防塵 防水(IPX8)、防塵(IP4X)
生体認証 指紋/顔
外寸 (幅×高さ×奥行) 開いた状態:約75.2×166.7×6.5mm、閉じた状態:約75.2×85.5×13.7mm
質量 約188g

 

「Samsung Galaxy Z Fold7」と「Samsung Galaxy Z Flip7」は各キャリアからも販売され、Amazon、家電量販店でも国内初の同時発売が決定しました。auとソフトバンクは2025年8月1日発売で、ドコモは2025年8月上旬以降の発売です。Amazon、ヨドバシカメラ、ビックカメラは2025年8月1日発売となっています。それぞれ販売されるカラバリとストレージは以下のとおりです。

ドコモ
Galaxy Z Fold7
店頭・オンライン ブルーシャドウ(256GB)
オンライン限定 ブルーシャドウ(512GB)、ジェットブラック(256GB / 512GB / 1TB)

Galaxy Z Flip7
店頭・オンライン ブルーシャドウ(256GB)、ジェットブラック(256GB)
オンライン限定 ブルーシャドウ(512GB)、ジェットブラック(512GB)、コーラルレッド(256GB / 512GB)

au
Galaxy Z Fold7
店頭・オンライン ブルーシャドウ(256GB)、シルバーシャドウ(256GB)
オンライン限定 ジェットブラック(256GB / 512GB / 1TB)

Galaxy Z Flip7
店頭・オンライン ブルーシャドウ(256GB)、コーラルレッド(256GB)
オンライン限定 ジェットブラック(256GB / 512GB)

ソフトバンク
Galaxy Z Fold7
ブルーシャドウ(256GB)

Galaxy Z Flip7
ブルーシャドウ(256GB)、ジェットブラック(256GB)

Amazon、ヨドバシカメラ、ビックカメラ
Galaxy Z Fold7
ブルーシャドウ(256GB / 512GB / 1TB)、シルバーシャドウ(256GB / 512GB)、ジェットブラック(256GB / 512GB / 1TB)

Galaxy Z Flip7
ブルーシャドウ(256GB / 512GB)、ジェットブラック(256GB / 512GB)、コーラルレッド(256GB / 512GB)