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歪みを徹底排除したフルサイズミラーレス対応の超広角レンズ「LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF」

サイトロンジャパンが、LAOWA (ラオワ) の超広角レンズ「12mm F2.8 Lite Zero-D FF」を2025年8月22日に発売しました。対応マウントはキヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、L。価格はオープンで、参考価格は146,300円 (税込)。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF
ソニーEマウント (左)、キヤノンRFマウント (右)

 

湾曲収差を限りなくゼロに抑えた超広角MFレンズ「12mm F2.8 Zero-D」の光学性能を引き継ぎ、フルサイズミラーレスカメラ用に最適化。一眼レフにも対応する従来機種に比べ、ミラーレス専用設計としたことで大幅な小型軽量化を達成し、ソニーEマウント、ニコンZマウントはAFに対応しました。なお、「12mm F2.8 Zero-D」も継続販売されます。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF
使用例

■歪みを徹底排除した光学設計

レンズ構成は9群16枚。Zero-D (Zero Distortion) 設計により湾曲収差を徹底排除し、建物の直線も歪むことなく描写します。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF
作例

 

開放F2.8の明るさを持ち、暗いシーンでもシャープな描写が得られます。122°の画角を生かした夜景や星景撮影が可能です。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF
作例

 

最短撮影距離は14cm。被写体に寄って、超広角ならではの遠近感を強調した撮影も楽しめます。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF
作例

 

5枚の絞り羽根が、美しい10本の光条を生み出します。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF
作例

■一部マウントはAFに対応

「12mm F2.8 Zero-D」はMFレンズですが、本製品のソニーEマウント、ニコンZマウントはオートフォーカスに対応しました。高速で正確なAFが可能です。キヤノンRFマウント、Lマウントはマニュアルフォーカスとなります。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF

■フィルターを取り付け可能

72mm径のフィルタースレッドを新たに搭載。市販の各種フィルターを直接取り付けることができます。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF

■14枚羽根の直営店限定モデルも販売

サイトロンジャパン直営店のシュミット限定で、絞り羽根14枚モデルも同時発売。こちらは全マウントがマニュアルフォーカスとなります。シュミット実店舗およびオンラインストア、シュミットAmazon店で取り扱います。

LAOWA 12mm F2.8 Lite Zero-D FF 主な仕様

対応マウント キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、L
対応撮像画面サイズ フルサイズ
焦点距離 12mm
フォーカス [オートフォーカス] ソニーE、ニコンZ [マニュアルフォーカス] キヤノンRF、L
開放絞り F2.8
最小絞り F22
画角 122°
レンズ構成 9群16枚
絞り羽根枚数 5枚 (直販店限定モデル 14枚)
最短撮影距離 14cm
最大撮影倍率 0.21倍
フィルター径 72mm
最大径×長さ φ77.2×78.6mm
質量 377g

※ソニーEマウントの数値。マウントにより異なります。