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気になる新モデル、なんと2製品も開発中! ハイエンドコンデジ「RICOH GR IV」のモノクロ専用モデルとHDFモデル

リコーイメージングは、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IV」をベースにした2製品の開発を進めていると発表しました。2025年の冬以降の発売に向けて開発中の「RICOH GR IV HDF」と、2026年春に発売予定の「RICOH GR IV Monochrome」。両製品とも販売価格は未定です。

RICOH GR IV HDF
RICOH GR IV Monochrome

 

「RICOH GR IV HDF」は、2025年9月に発売を開始したGRシリーズの最新モデル「RICOH GR IV」をベースに、「HDF(Highlight Diffusion Filter)」をカメラ本体に内蔵したモデルです。「HDF」は、ハイライト部を拡散して、ワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめるリコー独自の機能です。従来のGRシリーズのシャープな表現と、「HDF」オン時の柔らかな表現を被写体や撮影者の意図に応じて使い分けることで、スナップ写真の表現がさらに広がります。

これまで、「HDF」を初搭載して2024年に登場した「RICOH GR III HDF」と「RICOH GR IIIx HDF」が発売されています。

RICOH GR IV HDF
RICOH GR IV HDF

 

「RICOH GR IV Monochrome」は、GRシリーズで初となるモノクローム写真の撮影に特化したモデルです。「RICOH GR IV」をベースに、新型のモノクローム専用イメージセンサーを搭載するほか、専用のレンズユニットやイメージコントロールを採用。モノクローム写真ならではの奥深く多彩な表現を楽しめるカメラを目指して開発中です。

RICOH GR IV Monochrome
RICOH GR IV Monochrome

 

なお、GRシリーズは、1996年に発売したフィルムカメラ「RICOH GR1」の登場からまもなく30年。そして、2005年にデジタル化した「GR DIGITAL」の発売から20年を迎えます。コンパクトデジタルカメラでありながら、性能の高さからプロフェッショナルやハイアマチュアのカメラマンから支持され、独自の地位を築いています。

開発中の「RICOH GR Ⅳ HDF」と「RICOH GR Ⅳ Monochrome」の外観サンプルは、2025年10月23日より「GR SPACE TOKYO」でのショーケース展示を予定しています。

※記事内の画像は、すべて開発中の外観サンプル画像。

RICOH GR IV HDF 主な仕様(開発発表時点)

有効画素数 約2574万画素
撮像素子 APS-Cサイズ (23.3×15.5mm) CMOSセンサー
焦点距離 18.3mm (35mm判換算 約28mm相当)
レンズ構成 5群7枚 (非球面レンズ3枚)
開放絞り F2.8
最小絞り F16
ISO感度 ISO 100〜204800
手ブレ補正 撮像素子シフト方式 (5軸補正)
シャッター速度 1/4000〜30秒、バルブタイマー、バルブ、タイム
画像モニター 3.0型 約103.7万ドット TFTカラー液晶
記録媒体 内蔵メモリー(約53GB)、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード (UHS-I対応)
外寸 (幅×高さ×奥行) 約109.4×61.1×32.7mm (操作部材、突起部を除く)
質量 約262g (バッテリー、メモリーカードを含む)、約228g (本体のみ)

RICOH GR IV Monochrome 主な仕様(開発発表時点)

有効画素数 約2574万画素
撮像素子 APS-Cサイズ (23.3×15.5mm) CMOSセンサー
焦点距離 18.3mm (35mm判換算 約28mm相当)
レンズ構成 5群7枚 (非球面レンズ3枚)
開放絞り F2.8
最小絞り F16
ISO感度 ISO 160〜409600
手ブレ補正 撮像素子シフト方式 (5軸補正)
シャッター速度 1/4000〜30秒、バルブタイマー、バルブ、タイム
画像モニター 3.0型 約103.7万ドット TFTカラー液晶
記録媒体 内蔵メモリー(約53GB)、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード (UHS-I対応)
外寸 (幅×高さ×奥行) 約109.4×61.1×32.7mm (操作部材、突起部を除く)
質量 未確定