ソニーが、ミラーレスカメラ「α1 II」「α9 III」のファームウェアVer.4.00を2025年10月30日に公開しました。

変更内容は以下のとおり。
α1 II (ILCE-1M2) ファームウェア Ver.4.00
- 人物の検出能力や追従性を従来より改善した「リアルタイム認識AF+」に対応。
- パワーズーム非搭載のズームレンズでも「プリセットフォーカス」機能を使用可能。
※アップデート後はプリセットフォーカス/ズームを登録し直す必要があります。
※一部のパワーズーム非搭載のズームレンズには非対応となります。 - 「クリエイティブルック」に「FL2 (Film 2)」「FL3 (Film 3)」を追加。
- バウンス撮影時の調光の正確性と安定性を向上。
- バッテリー残量の表示を最適化。
- 真正性カメラソリューションで活用する、動画への「電子署名書き込み」機能に対応。
※有償ライセンスのインストールが必要です。また、一部の報道機関以外へのライセンス提供時期は未定となっています。 - 動作安定性を改善。
α9 III (ILCE-9M3) ファームウェア Ver.4.00
- 人物の検出能力や追従性を従来より改善した「リアルタイム認識AF+」に対応。
- 被写体の「認識対象」で「オート」を選択するとカメラが自動で人物/動物などの認識対象を選択可能。
- 画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応。
- パワーズーム非搭載のズームレンズでも「プリセットフォーカス」機能を使用可能。
※アップデート後はプリセットフォーカス/ズームを登録し直す必要があります。
※一部のパワーズーム非搭載のズームレンズには非対応となります。 - 「クリエイティブルック」に「FL2 (Film 2)」「FL3 (Film 3)」を追加。
- 「撮影モード」「ドライブモード」「フォーカスモード」の変更をダイヤルで行うかメニューで行うかを選択可能。
- バウンス撮影時の調光の正確性と安定性が向上。
- バッテリー残量の表示を最適化。
- メモリーカードのスロット1とスロット2に同時記録された画像を同時に「削除」「レーティング」可能。
- 再生時にフォルダー名とファイル名を表示。
- FTP転送中にFTP転送予定の画像を選択して予約転送の中止が可能。
- 「Transfer & Tagging」から以下の設定が可能。
- 「FTP取り込み」からプロテクトした静止画を自動でFTP転送予約する設定
- 「FTPアップロードプリセット」からプロテクトした静止画・動画を自動でFTP転送予約する設定
- 「FTPアップロードプリセット」からFTP転送した静止画に自動でプロテクトする設定
- 「Monitor & Control」の機能に対応。
- フォーカスマップ表示
- アイリス操作バー表示
- 真正性カメラソリューションで活用する、動画への「電子署名書き込み」機能に対応。
※有償ライセンスのインストールが必要です。また、一部の報道機関以外へのライセンス提供時期は未定となっています。 - 「WPA」「WEP」機能に非対応となり、Wi-Fi接続時に「WPA」「WEP」の選択不可に。
※今後はよりセキュリティ強度の高い「WPA2」または「WPA3」を推奨。 - 動作安定性を改善。
ファームウェアのダウンロードはソニーのWEBサイトから。
▼α1 II
https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-1M2&lang=jp&area=jp
▼α9 III
https://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-9M3&lang=jp&area=jp