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開放F1.2でキヤノン最軽量! 大きなボケが楽しめる大口径標準レンズ「RF45mm F1.2 STM」

キヤノンが、大口径標準レンズ「RF45mm F1.2 STM」を2025年11月下旬に発売します。価格はオープンで、参考価格は66,000円 (税込)。

RF45mm F1.2 STM

 

開放F1.2の大口径と小型・軽量化を両立した「RF45mm F1.2 STM」。質量は約346gで、開放F1.2のRF/EFレンズシリーズにおいて最軽量となります。大きなボケ味を生かし、被写体を際立たせた立体感のある表現を気軽に楽しめる、コストパフォーマンスに優れた単焦点レンズです。

RF45mm F1.2 STM

■人間の視野に近い画角

絞り開放では柔らかな描写、絞り込めば画面中心から周辺部までシャープに描写します。焦点距離45mmの画角は50mmよりも人間の視野に近く、自然な画角と遠近感で撮影が可能。ポートレートやスナップから風景まで、幅広いシーンに対応します。APS-Cミラーレスカメラ装着時は約72mm相当の中望遠レンズとして活用できます。

RF45mm F1.2 STM
9枚羽根の円形絞りを採用。より円形に近いきれいなボケが得られます。
RF45mm F1.2 STM
作例。背景のボケが滑らかで、自然に溶け込むような印象を与えることができます。
RF45mm F1.2 STM
作例

■小型・軽量設計

レンズ構成を7群9枚に抑え、フォーカス機構にギアタイプのSTM (ステッピングモーター) を採用することで、小型・軽量化を実現。プラスチックモールド非球面レンズを効果的に配置し、高い描写性能も確保しています。

RF45mm F1.2 STM

RF45mm F1.2 STM
大きさ比較。左が「RF45mm F1.2 STM」、右が「RF50mm F1.2 L USM」。

キヤノン RF45mm F1.2 STM 主な仕様

対応マウント キヤノンRFマウント
焦点距離 45mm
開放絞り F1.2
最小絞り F16
画角 水平 43°35’、垂直 29°50’、対角線 51°20′
レンズ構成 7群9枚
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.45m
最大撮影倍率 0.13倍
フィルター径 67mm
最大径×長さ φ約78×75mm
質量 約346g