カメラ映像機器工業会 (CIPA) が主催するカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+」実行委員会は、フォトコンテスト「ZOOMS JAPAN (ズームス・ジャパン) 2026」の最終選考を通過したショートリスト5作品を発表しました。

「ZOOMS JAPAN」は、新進写真家を発掘し、世界進出を応援するためのフォトコンテスト。今回は全国から419作品が寄せられ、その中からフランス写真界の第一線で活躍する審査員たちにより、ショートリスト5作品が選ばれました。作品は「CP+2026」の会場で展示されます。
また、ショートリストの中から選出されるグランプリと準グランプリの作品は、2026年10月にフランス・パリで開催される写真映像機器ショー「Salon de la PHOTO」の会場にも展示。受賞者は現地に招待されます。グランプリ・準グランプリは2月20日に発表予定。
ショートリスト選出作品「Still life」明森弘和さん
花のライフサイクルに焦点を当て、枯れゆき、消えゆく姿を捉えた作品。審査統括責任者のサイモン・エドワーズさんは、「無常観を喚起し、静物写真という枠を超えて展開する、時間についての詩的な省察を提示しています」と評しています。


ショートリスト選出作品「Unspoken Coexistence — 島に溶け合う気配」奥西優子さん
沖縄・アメリカ・日本を象徴する日用品やモチーフを一つの画面に配置し、それらが同じ空間に存在する関係性を観察する静物写真のシリーズ。「スパム缶と折り鶴といったオブジェクトの並置は、沖縄の変化し続ける文化的アイデンティティについて、鑑賞者に思索を促します」とエドワーズさん。


ショートリスト選出作品「赤い花」史 晨白さん
かつて工場を中心に栄えたコミュニティへの郷愁を探求する作品。「静けさを湛えながらも、背後にそびえる現代的な高層ビル群が、時間の不可逆的な流れを示唆しています」とエドワーズさん。


ショートリスト選出作品「身土不二」丹野雄二さん
山口県宇部市にある楠クリーン村で、人々の暮らしを記録した作品。「富に対する従来の価値観に疑問を投げかけると同時に、私たちが土地にどのような影響を与え、どのように関わっているのかを問い直します」とエドワーズさん。


ショートリスト選出作品「日常イズワンダー」濱 未亜さん
都市や街の中に自分を置いたセルフポートレート作品。「さまざまな役割へと変身することで、都市の中における自身の強い存在感を示しています」とエドワーズさん。

