キヤノンは、EOS R SYSTEMの大口径超広角レンズ「RF14mm F1.4 L VCM」を2026年2月20日に発売します。価格はオープンで、参考価格は368,500円 (税込)。

「RF14mm F1.4 L VCM」は、焦点距離14mmの超広角と開放F値1.4の大口径でありながら、画面全域での高画質を実現した「L(Luxury)」レンズです。星景や風景、建築物などの撮影において、超広角と明るい開放F値を生かした表現が楽しめます。

■画面全域での高画質
キヤノンの超広角レンズでは初採用となる蛍石をはじめ、UDレンズやBRレンズを効果的に配置し、画質劣化の原因となる色収差を抑制。また、非球面レンズ3枚を含む13群18枚の光学設計によりサジタルフレアを抑制し、星景や夜景の撮影において、点像の広がりを抑えた撮影が可能です。
さらに、ASC(Air Sphere Coating)やSWC(Subwavelength Structure Coating)などの特殊コーティング技術の採用により、フレア・ゴーストを低減します。


■小型・軽量設計&アイリスリング(絞りリング)搭載
質量約578g、全長約112mmの小型・軽量設計により、収納性が高く、持ち運びに好適です。また、アイリスリング(絞りリング)を搭載することで、主に動画撮影中の絞りのマニュアルコントロールが可能。CINEMA EOS SYSTEMのシネマレンズと回転方向を揃えており、本格的な映像制作の現場でもスムーズな操作が行なえます。


■優れたフォーカス機能
質量の大きいフォーカスレンズユニットの駆動に適した「VCM(ボイスコイルモーター)」によるリアフォーカス方式を採用。これにより優れたフォーカシングが可能です。EOS Rシリーズの「デュアルピクセル CMOS AF」との組み合わせにより、静止画撮影時には高速・高精度なAFが可能で、動画撮影時には静かで滑らかなピント合わせが行なえます。
また、動画撮影時のフォーカスブリージングを抑制する光学設計により、画角変化の少ない安定した構図での動画撮影ができ、本格的な映像制作にも対応します。

■防塵・防滴性能
マウント接合部、スイッチ、フォーカスリングなどに防塵・防滴構造を採用。Lレンズならではの耐久性・堅牢性を保持しながら、砂塵や水滴の浸入を抑制します。レンズ最前面にはフッ素コーティングを施し、レンズに付着した油分なども溶剤を使わずに乾いた布などで簡単に取り除くことができます。

■レンズ後部にフィルターを装着
レンズの後部にシートタイプのフィルターを装着できます。ソフト効果のあるフィルターを使うときに、レンズのフロント側への装着と比べて、画面周辺部における点光源の像の伸びを抑えた撮影が可能。超広角を生かした星空撮影に好適です。

なお、「RF14mm F1.4 L VCM」の発売により、開放F1.4の単焦点Lレンズ(F1.4 L VCM )シリーズがさらに充実。シリーズとして、14mmから85mmまでの幅広い焦点距離をカバーします。サイズや操作性の統一と優れた描写性能により、快適な静止画・動画の撮影が可能です。
F1.4 L VCM シリーズ(RFマウント)計6本
RF14mm F1.4 L VCM(2026年2月20日発売予定)
RF20mm F1.4 L VCM(2025年4月発売)
RF24mm F1.4 L VCM(2024年12月発売)
RF35mm F1.4 L VCM(2024年7月発売)
RF50mm F1.4 L VCM(2024年12月発売)
RF85mm F1.4 L VCM(2025年9月発売)
キヤノン RF14mm F1.4 L VCM 主な仕様
対応マウント キヤノンRFマウント
焦点距離 14mm
開放絞り F1.4
最小絞り F16
画角 水平 104°、垂直 81°、対角線 114°
レンズ構成 13群18枚
絞り羽根枚数 11枚
最短撮影距離 0.24m
最大撮影倍率 0.11倍
フィルター径 非対応
最大径×長さ φ約76.5×112mm
質量 約578g