キヤノンは、EOS R SYSTEMのフィッシュアイズームレンズ「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」を2026年2月20日に発売します。価格はオープンで、参考価格は258,500円(税込)。

「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」は、35mmフルサイズセンサーに対応するレンズ交換式カメラのレンズとして、世界で初めて全周190°の画角をカバーするフィッシュアイズームレンズです。
ズーム対応で柔軟な構図を実現する魚眼撮影機能に加え、「L(Luxury)」レンズならではの優れた描写性能、操作性、耐環境性、堅牢性を兼ね備えています。さらに、動画撮影の快適性を高めるドロップインフィルターや2D 180°VR映像の撮影にも対応しており、多様な映像制作のニーズに応えます。

■世界で初めて全周190°の画角をカバー
フルサイズカメラ装着時は全周魚眼から対角線魚眼まで、APS-Cカメラ装着時は対角線魚眼での撮影ができます。全周魚眼撮影では、水平・垂直ともに190°の視野を画面に収めることができ、被写体を円の中に配置したユニークな表現が可能です。対角線魚眼撮影では、対角で180°の広視野を撮影することができ、画面全体を広く使い、遠近感を生かしたダイナミックな表現が得られます。

■Lレンズならではの優れた光学性能
レプリカ非球面レンズ2枚、UDレンズ5枚を含む11群16枚の光学設計により、広角端での開放F値2.8の大口径と画面全域での高画質を両立。さらに、ズーム全域で色収差を補正し、色にじみの少ない鮮明な描写を得られます。また、特殊コーティング技術「ASC(Air Sphere Coating)」により、画質劣化の原因となるフレア・ ゴーストを低減します。

最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率0.35倍での撮影が可能で、広い画角と遠近感を生かしたクローズアップ撮影を行なうことができます。

■静止画・動画ともに快適な操作性
質量は約476gと軽量で、機動力を生かした撮影が可能です。また、フォーカス駆動用にリードスクリュータイプのSTM(ステッピングモーター)と位置検出センサーを採用。これにより静止画撮影での高速・高精度AF、動画撮影での静かで滑らかなAFが可能となり、動きの激しい被写体でも快適に撮影を行なえます。
さらに、ドロップインフィルターに対応しており、動画撮影に有用な可変NDフィルターを使用することができます。加えて、リアフォーカスの採用により、フォーカスブリージングの発生を抑制し、安定した構図での動画撮影が可能です。

■防塵・防滴性能
ドロップインフィルターやマウント接合部、スイッチ、リングなどに防塵・防滴構造を採用し、Lレンズならではの耐久性・堅牢(けんろう)性を保持。不意に降りかかる砂塵や水滴の浸入を抑制します。
また、レンズ最前面に油や水滴が付着しにくいフッ素コーティングを採用。レンズに付着した油分なども溶剤を使わずに乾いた布などで簡単に取り除くことができます。

■半球パノラマ映像(2D 180°VR映像)の撮影
キヤノンのPCアプリ「EOS VR Utility」を使用することで、「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」で撮影した魚眼映像を、半球パノラマ映像(2D 180°VR映像)に変換することが可能。ヘッドマウントディスプレイやPCでのVR映像視聴を行なえます。
等距離射影方式を採用しており、画面の中心から等しい距離にあるオブジェクトが、すべて同じサイズで表示されるため、どの部分を半球パノラマ映像に変換しても、中心から周辺まで等しい空間分解能を保つことができます。
キヤノン RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM 主な仕様
対応マウント キヤノンRFマウント
焦点距離 7~14mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22(7mm時)、F29(14mm時)
画角 水平 190°~149°45′、垂直 190°~99°50′、対角線 190°~180°
レンズ構成 11群16枚
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.15m(7-14mmAF時)
最大撮影倍率 0.35倍(14mmAF時)※画面中心での撮影倍率
フィルター径 非対応
最大径×長さ φ約76.5×109.4mm
質量 約476g