フルサイズミラーレス「LUMIX S5II」が動画RAWデータ出力やライブビューコンポジットに対応

パナソニックが、ミラーレスカメラ「LUMIX S5II」のファームウェアVer.2.0を2023年6月13日に公開した。

LUMIX S5II + LUMIX S 50mm F1.8

 

設定した露光時間ごとに画像を撮影し、明るく変化した部分を合成して1枚の写真として記録する「ライブビューコンポジット」の追加や、動画RAWデータ出力への対応などが盛り込まれている。

変更内容は以下のとおり。

LUMIX S5II (DC-S5M2) ファームウェア Ver.2.0

■アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」による機能追加

別売のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を使用して、拡張機能を使用可能にするためのアクティベーション機能を追加。アクティベーションを行うことで、以下の機能が追加される。

  • [5.9K] [4.1K] [アナモフィック (4:3) 3.5K] の12bit動画RAWデータのHDMI出力が可能。
  • Blackmagic Design社製レコーダー「 Blackmagic Video Assist 5” 12G HDR 」「 Blackmagic Video Assist 7” 12G HDR 」を用いてBlackmagic RAW記録が可能。
  • ATOMOS社製HDMIフィールドモニター/レコーダー「NINJA V+」「NINJA V」を用いてApple ProRes RAW記録が可能。

■その他の機能追加

  1. [ライブビューコンポジット] を追加。
  2. [動画修復機能] を追加。

■その他

  1. V-Log撮影時の画質を改善。
  2. 一部のSDカードとの互換性を向上。
  3. 動作安定性を向上。

 

ファームウェアのダウンロードはパナソニックのWEBサイトから。
https://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/download/index4.html