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松田川上流の出井甌穴(いでいおうけつ)では、長さ200メートルにわたって岩床に大小200もの甌穴が見られる。甌穴とは岩のくぼみなどに入った小石が川の流れによって回転して削り取った穴のことで、ポットホールとも呼ばれている。…

ほかの木に寄生して枯らすことから「締め殺しの木」とも呼ばれるアコウ。松尾のアコウは樹高22メートル、樹齢300年以上の大木で、折り重なるように絡みついた様子は間近で見ると迫力がある。木にできるだけ迫って超広角レンズで捉え…

足摺岬周辺にはいくつかの撮影スポットが点在しているが、その中でもほとんど知られていないのが「唐人駄場」だ。太古の巨石文明の名残ともいわれており、いくつもの巨大な石が林立する中を進んでいくと次第に不思議な感覚に襲われる。巨…

急峻な斜面にいくつもの棚田が連なる神在居の千枚田。石を積み上げて作られた棚田は美しく、この地を訪れた司馬遼太郎が「万里の長城にも負けない遺産」と言ったほどだ。9月になると棚田には彼岸花が咲いて、写真的には絶好のアクセント…

熊野古道の中でも石畳の美しさが一番といわれる馬越峠。尾鷲ヒノキが林立する山中に苔むした石畳が延々と連なる光景は見応えがある。途中には夜泣き地蔵や、一枚岩でできた石橋などの見どころも点在している。石畳が濡れて光る雨の日は特…

琵琶湖東岸を走る県道25号線や県道331号線などは「さざなみ街道」とも呼ばれ、琵琶湖の美しい姿を間近に眺められる。春らしい湖の表情を捉えるのであれば、湖岸に点在する木々の生えている場所が狙い目だ。木の根元には菜の花などが…

日本の棚田百選に選ばれている下赤阪の棚田。斜面に沿って棚田が連なる様子は、日本らしさを感じさせてくれる情緒溢れる風景だ。棚田だけを広く写すと単調さが感じられる写真になるため、棚田の歪曲した部分をデザイン的に切り取ったり、…

不動七重の滝の展望所を過ぎてしばらく進むと、ほどなくして右手に現れるのが前鬼川だ。眼下に流れる水の透明度は驚くほど高く、河床の明るい石がその美しさをより際立たせている。撮影時にはPLフィルターを使って川面の反射をすべて取…

山間にひっそりと流れ落ちる大鎌の大滝。滝へのアクセスは容易で、交通量の少ない道路脇の山道を降りるとほどなくして滝に到達できる。落差はほとんどないもののエメラルドグリーンの広い滝壺は素晴らしく、その美しさに思わず目を奪われ…

高さ100メートル、幅500メートルの規模を誇る古座川の一枚岩。巨大な一枚の岩が川沿いに連なる光景は圧巻で、古座川流域の中でも一番の見どころといえる。この付近の川の流れは緩やかで、鏡のように静まり返った水面と一枚岩を組み…

増水時には橋ごと水没して倒壊を免れる沈下橋。明神の潜水橋も同様の構造を持つ橋として知られ、紀伊半島エリアではとても珍しい存在となっている。道路脇からの撮影も可能だが、橋までは少し距離があるため望遠レンズが必要になる。午前…

新宮町上山のあじさいの里は山の斜面に2万株のアジサイが植えられている。山の下から見上げるよりも谷を見渡せる場所まで登り、見下ろすように撮りたい。手前の紫陽花を標準レンズの最短撮影距離で取り込み、背景の山並み、谷あいを脇役…