“琵琶湖に龍が舞い降りた” で話題!琵琶湖写真家 辻田新也 「ただそこにあるもの」写真展開催

辻田新也さんの写真展「ただそこにあるもの」が、2024年11月2日より開催されます。

Photo by 琵琶湖写真家 辻田 新也

滋賀県長浜市在住の琵琶湖写真家 辻田新也さん初の大阪での写真展。辻田さんは、毎日のように琵琶湖に足を運び、撮影することをライフワークとしている。2023年10月には「長浜からみた琵琶湖写真展」を開催し、日々の生活の傍らにある何げない場所から見た琵琶湖の景色から、琵琶湖そのものが持つ大きな魅力を発信した。

今回の展示会では、これまでの展示会で発表された作品に新作も加え、Xで「琵琶湖に龍が舞い降りた」という投稿で話題となった作品も含む約20点を展示する。

私が生まれ育った滋賀県長浜市は、琵琶湖の対岸に沈む夕日を見ることができます。
悩んだり落ち込んだりしたときには、そんな夕景に勇気や希望をもらってきた思い出がありま
す。2021年に誕生した第一子となる息子に「琵琶湖の夕日のように、周りの人を優しく照らし
て、希望を与える人になってほしい」と思いを込めて名前をつけました。
息子との時間を過ごす中で、「息子の名前に込めたこの景色を、生涯をかけて撮り続けたい」
と思うようになり、琵琶湖を毎日撮影することがライフワークとなっています。
毎日の撮影を始めてから2年が経ち、見えてきたものは、何度シャッターを切っても、そこには
「ただ琵琶湖がある」そのこと以外は写らないということです。実際には、美しいという解釈
も写っていなければ、そのときの自分の感情も写ってはいません。ときに、日々の出来事の中
で「自分はダメな人間だ」と感じていたり、「最悪な日だ」と思っていたとしても、そのこと
は琵琶湖を写した写真の中にはありません。写真が真実を写すものだと言うならば、写ってい
ないそれらは真実ではないのでしょう。そのことは私にとっては一つの希望となりました。

毎日見る景色。ただそこにあるもの。
情景としてではなく、そのこと自体が持つありのままの美しさを感じさせてくれるのが、私に
とっては、私の人生と共にある琵琶湖の風景です。
今回、大阪のプレジオアートギャラリー様とのご縁をいただき、初めて滋賀県以外での展示を
開催させていただく運びとなりました。  琵琶湖の魅力にも触れていただくと共に、本展示
を通して、人々の心が軽くなり、明るくなり、生きる活力となることを願っています。

辻田新也写真展「ただそこにあるもの」

会期 2024年11月2日(土)〜10日(日)
会場 プレジオアートギャラリー
住所 大阪府大阪市北区天神橋2丁目北2-14 Osaka Metro 南森町ビル
時間 11:00〜17:00 (※最終日は15:00閉会)
休館日 会期中無休
入場料 無料

 

 

辻田新也 (Shinya Tsujita)

琵琶湖写真家 辻田新也 Shinya Tsujita 2024年度『びわ湖アンバサダー』1990年滋賀県生まれ。長浜市在住。息子に琵琶湖の夕日にちなんだ名前をつけたことがきっかに琵琶湖の写真を残すことがライフワークとなる。2023年には、初の個展「長浜からみた琵琶湖写真展」を長浜市で開催。2024年より、中日新聞びわこ版にて「水辺の風景」連載中。自身の経営する「株式会社OWLARTS」(アウルアーツ)ではクリエイティブ制作業務全般の受託を行う傍ら、アウトドアクリエイターチーム「HikU」(ハイク)の一員として地域貢献を目指した活動にも取り組んでいる。
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