日本を代表する写真家の1人である木村伊兵衛（1901〜1974）の写真展「木村伊兵衛 パリ残像」が、2018年10月24日（水）より日本橋三越本店で開催される。
木村伊兵衛が初めてヨーロッパの地に足を踏み入れたのは、1954（昭和29）年のこと。愛用のライカカメラと、開発されたばかりの国産カラーフィルムを手にパリを訪れた。そこでアンリ・カルティエ＝ブレッソンやロベール・ドアノーと出会い、その案内で生きたパリの町並みを歩き、下町で庶民のドラマに触れ、シャッターを切った。
木村作品のなかでもとりわけ異色なカラー表現がなされたパリの作品は、撮影後半世紀を経て国際的な評価を受けることとなった。本展では、木村の描きとった131点のカラー作品を展示。往時のパリの魅力が、鮮やかに蘇る。
木村伊兵衛 パリ残像
会期 2018年10月24日（水）～11月5日（月）
会場 日本橋三越本店 新館7階 催物会場
住所 東京都東京都中央区日本橋室町1-4-1
時間 10:00～19:00（最終日は18:00まで）
休館日 会期中無休
料金 一般・大学生800円 中高生600円 小学生以下無料
ギャラリートーク1
［日時］2018年10月24日（水）18:00～ ［会場］写真展会場 ［出演］鈴木芳雄（編集者／美術ジャーナリスト）
ギャラリートーク2
［日時］2018年10月27日（土）14:00～ ［会場］写真展会場 ［出演］田沼武能（本展監修者／写真家）
問い合わせ 日本橋三越本店（TEL 03-3241-3311）