廃校の危機にある高校の生徒達が存続の願いを写真に託した「いまを、生きる」展

北星学園余市高等学校の写真部生徒と、写真家の戸澤裕司さんによる写真展「いまを、生きる – 子供たちの再生と希望のひかり」が、2018年10月28日(日)より箕面市立多文化交流センターで開催される。

 

撮影:戸澤裕司
 

 

北海道余市町にある北星学園余市高等学校は、1980年代から30年以上にわたって不登校や高校中退者、ひきこもり経験者を全国から積極的に受け入れてきた。生徒の8割は、町民が受け入れる下宿で生活している。「人は集団の中で育つ」をテーマに、生身の人間同士の教育活動を展開している同校だが、少子化などにより生徒数が激減し、いま存続の危機に直面している。

この写真展では、学校の存続を願う有志が発行した写真集『いまを、生きる』から、同校の写真部生徒たちと、撮影に協力した戸澤裕司さんの作品を紹介。生徒たちの日常や余市の風景などを通じて、北星学園余市高等学校のいまを伝える。

 

(C)北星学園余市高等学校写真部

撮影:北星学園余市高等学校写真部員
 

■北星学園余市高等学校写真展「いまを、生きる – 子供たちの再生と希望のひかり」

会期 2018年10月28日(日)〜11月3日(土・祝)
会場 箕面市立多文化交流センター内 comm cafe(コムカフェ)
住所 大阪府箕面市小野原西5-2-36
時間 9:30〜17:00
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ 箕面市立多文化交流センター(TEL 072-727-6912)