オーパーツをテーマとした南部実還(ナンブ ミカエル)さんの写真展「MAGALLANICA 墨瓦蠟尼加 -メガラニカ-」が、2019年4月5日(金)より開催される。
オーパーツ(OOPARTS=out of place artifactsの略)とは、発掘された遺跡や出土品が、その地域の歴史・地理的背景に照らし合わせて製造が困難であったり、製造方法や目的が学術的に解明できていないものを指す。ペルーの「ナスカの地上絵」、アンデス山麓の石造都市「マチュ・ピチュ」、イギリスの「ストーンヘンジ」などが有名な例だが、なかには荒唐無稽な捏造品も存在する。
兵庫県太子町にある斑鳩寺には、聖徳太子が作ったと言われる地球儀が伝わっている。その時代の日本には地球が天体だという概念はなかったはずだが、ミカエルさんは「もし本当なら」と考えたほうが夢があると言う。本展のタイトル「墨瓦蠟尼加(メガラニカ)」は、その地球儀に描かれている想像上の大陸の名前だそうだ。
謎多きオーパーツにロマンを感じ、そのイメージをスタイリストやメイクアップアーティストと一緒に作り上げたドラマチックな作品の数々を展示する。
■南部実還(ナンブ ミカエル)作品展「MAGALLANICA 墨瓦蠟尼加 -メガラニカ-」
会期 2019年4月5日(金)~18日(木)
会場 ソニーイメージングギャラリー銀座
住所 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階
時間 11:00〜19:00
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ ソニーイメージングギャラリー銀座(TEL 03-3571-7606)