各地で開かれている写真展は大盛況で、岩合光昭さんの猫写真は全国区の人気だ。日本各地で撮影した200点余を紹介する「岩合光昭写真展 ねこづくし」が川崎市市民ミュージアムで開催される。会期は2019年4月23日（火）〜6月30日（日）。
本展は2つのシリーズを中心に構成。「島の猫」シリーズは北海道の天売島から沖縄の竹富島まで、島で出逢った猫たちを集めた約40点となる。網地島、田代島など猫好きなら行きたい島が次々と登場する。
もう一つは「やきものの里のネコ」シリーズで、こちらは約100点で構成。住む場所や人々との関わりで、猫たちの表情や行動も変わっていく。笠間や備前など陶芸の街の猫たちは穏やかで、知的に見えるかもしれない。ほかに横浜市や鎌倉市、山梨・小淵沢町（現北杜市）など四季折々の日本各地の猫も紹介する。
5月6日（月・振休）は14時半より岩合さんによるサイン会を開く。当日、9時半からミュージアムショップで販売する対象写真集の購入者先着300名に整理券を配布。
■岩合光昭写真展「ねこづくし」
会期 2019年4月23日（火）〜6月30日（日）
会場 川崎市市民ミュージアム 企画展示室1・アートギャラリー
住所 神奈川県川崎市中原区等々力1-2（等々力緑地内）
時間 9:30～17:00（入場は閉館30分前まで）
休館日 月曜・5月7日（火）※GW期間（4月27日～5月6日）無休
料金 一般800円 学生・65歳以上600円 中学生以下無料
問い合わせ 川崎市市民ミュージアム（TEL 044-754-4500）
〈文〉市井康延