2019年5月25日・26日の2日間、浄土宗大本山 増上寺において「亀山仁＆小池隆 二人展」が開催される。日本とミャンマーの友好的な発展を目的とした文化交流イベント「ミャンマー祭り2019」の企画展だ。
小池さんは2015年より主にミャンマーの鉄道と人々の関わりに注目し撮影を重ねてきた。日本の古い車両を求めて訪れたのを機に、古いが味のある車両に魅了され、ホームと市場が一体化した駅を巡る人々の日常なども含めミャンマーの貴重な文化を捉えている。
一方、亀山さんは2005年よりシャン州のインレー湖に暮らす人々を撮影。さらに「ミャンマー最大の都市ヤンゴンの被写体としての魅力、重要性に気づいた」という2015年ごろからはヤンゴンの変貌する街も写真に収めてきた。
本展では小池さんが「ミャンマーの人々と鉄道」と題して色鮮やかなカラー作品の写真展を、亀山さんが被写体の存在感を際立たせたモノクロ作品による写真展「Myanmar 2005-2018」を開く。
また、ミャンマー祭りの会場にはフォトコンテストの入賞作品を一堂に集めた「日本・ミャンマー交流写真展」のほか、飲食店や企業、NPO・NGOなどのブースも並び、「リアルなミャンマー」をさまざまな角度からたっぷり楽しむことができる。
■小池隆＆亀山仁 二人展
会期 2019年5月25日（土）〜26日（日）
会場 浄土宗大本山 増上寺 境内、慈雲閣1階
住所 東京都港区芝公園4-7-35
時間 25日（土）10:00〜18:00 / 26日（日）10:00〜16:00
休館日 会期中無休
料金 無料
主催 一般社団法人 ミャンマー祭り
〈文〉鬼沢幸江